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2019年9月8日Jリーグルヴァンカップ準々決勝第2戦観戦記

引き分け続きの後に横浜Fマリノスに惨敗を喫した後、何かを変えるならこのルヴァンカップ2試合のところしかない、と思っていましたが、水曜のホームゲームではまさにその通りに4バックを試して何とか勝利を収めました。このリードを保てば準決勝進出です。

そんなFC東京との第2戦、アウェイゲームながら大宮のNACK5スタジアムで行われます。

水曜の第1戦が仕事のため行けなかったですが、この第2戦は空いているためANAのパッケージツアーを利用して往復飛行機+大宮駅前での宿泊のプランを利用して観戦に来ました。

そしてそんなタイミングで襲ってくる台風15号の影響によりキックオフ時間が18時→16時半に変更となりました。

今年は6月末の松本戦・U23長野戦と、このルヴァンカップ準々決勝第2戦しかアウェイ観戦をしていないのに、松本戦も台風が接近する中で加えて中央本線でのトンネル火災で東京経由となった遠征だったのに、今回も穏やかには済まなさそうなアウェイ観戦となりました。

さて、今年のガンバの問題は色々ありますが、6月後半から7月にかけては比較的好調でした。その理由の一つにはその期間においてはほぼメンバー固定して戦えたことがあります。その後、中村・ウィジョ・食野の3FWがヨーロッパ移籍し、宇佐美・パトリック・井手口の復帰3人組や鈴木・高木を補強する中で、ベストメンバーを探り続けていることも残留争いに巻き込まれた理由とも言えるでしょう。

さて、台風情報を気にしながら朝の飛行機で伊丹から羽田に飛び、まずは上野で博物館・美術館にて美術鑑賞。

国立西洋美術館から出ると、台風が来るとは思えないレベルで快晴でしたが、とりあえず上野からJRで大宮へ。ごくたまにしか首都圏に来ないものとしては、上野から大宮まで25分で着く感覚が分かりづらいですが、新大阪から京都までも新快速で25分ですね。

大宮駅前でとりあえず食事を摂ってすぐにホテルにチェックイン。ようやく寛げました。博物館・美術館のハシゴは結構疲れます。

台風のため、試合終了後に交通機関がこれからどうなるか分からないので、ホテルもスタジアムも大宮駅から歩いていけるのはありがたいところですが、道路が冠水するレベルで降るらしいのでそうなると結局大変です。

大宮駅から歩いてスタジアムに向かい、JリーグチケットでQR発券したチケットで入場。こういう時間変更があったときにどうなるのかな、と思ってJリーグチケットの購入履歴を見ましたが、変わらないんですね。

さて、ほぼ毎試合、誰かを入れ替えてきた宮本監督ですが、この試合はさすがに水曜と全く同じメンバーで来るのではないか、と密かに予想していました。控えも含めて同じでした。個人的にはこれで勝利を確信。

試合前は晴れ→雨→曇り→雨→晴れ→雨と目まぐるしく天候が変わりましたがキックオフ時は雨は止んでいました。

さて、第1戦から4バックにして確かにボールは持ててます。パスも止まらないので4バックにしたことでポジションと選手間距離感が改善したのでしょう。そんな中、FKとCKが連続して蹴れた時にゴールにつながらず、もったいないなと思っていたら、菅沼がディエゴオリベイラに弾かれてボールを失い、そのまま決められてこれで2試合合計で1ー1になりました。

あそこは菅沼には頑張って欲しかった。ヨングォンが代表で抜けている間にいいパフォーマンスを見せないと。

しかしほぼ、あの時間帯はFC東京には縦一本しかなかったのにそのパターンで取られたのは本当にもったいなかったです。

そのあと、ボールの失い方が悪い場面が続き何度もピンチを招きますがギリギリのところでしのぐも、ガンバは効果的な攻撃ができなくなってしまい、そのまま前半終了。

ディエゴを上手く使うFC東京と、パトリックを上手く使えないガンバとはっきり明暗が分かれました。

ハーフタイムで選手交代については、選手というよりは失点後、すなわち同点になったことでどう戦うかの意思統一や後ろ向きなメンタルの方が原因かと思いましたので、交代せずに行くと思いましたが確かにそのとおり。

さて後半、いきなりパトリックからチャンスが連続します。相手も同様で、このまま延長にはならない雰囲気が漂っていると、宇佐美が入った後に見事に崩されて失点。さあこれでお尻に火が付きました。

もっと単純にパトリックを使って、ロングボールやクロスに合わせ続ければいいのです。アデミウソンも入ったあと、右サイドから宇佐美がクロスをパトリックに合わせてゴール!

さあこのままならガンバの勝ち抜けです。

FC東京は前半のうちに脚を痛めたっぽいディエゴをすでに下げていますので、攻め手が少なくなっています。そしてガンバの三人目の交代は、こちらも後半痛めた菅沼に代えて青山というCB同士の珍しい交代でした。

前を削って後ろを厚く、という交代では攻められ続けて磐田戦のようなことになりますが、これなら攻めながら守ることになります。

実際、アディショナルタイムにも何度もチャンスを迎えたのはガンバの方で、井手口はあのシュートは決めないといけない。決まっていたらその後の2分間は遊びながら終わったのに。

試合はこのまま終わり、2試合合計2ー2ながらアウェイゴールの差でガンバの勝ち抜けとなりました。

反省点は山ほどあると思いますし、選手の疲労も溜まったでしょうし、そもそもリーグ戦ではすでにお尻に火がついた状況ですし、問題山積みですが今日はその辺は忘れて準決勝進出を喜びましょう。明日からはまたリーグ戦の後ろとの勝ち点差勘定の日々になりますが。

また気にしていた台風も試合中は雨が降ったり止んだりで強風もなく、大宮駅まで歩く間も天気は悪化せず無事にホテルに再投宿して落ち着きました。

ところでスサエタ獲得の話は進んでるんですかね? 続報が出てこないんですが。

#Jリーグ
#ルヴァンカップ
#ガンバ大阪
#FC東京
#台風


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