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街路樹の賛成派と反対派はどれくらいかを出すのも報道機関の役目じゃないの?

先日こんなニュースを目にして、

そう言えば昔、街路樹についてのnote書いたな~、と思い探してみました。

まさに街路樹問題を良い面悪い面から個人的に考えて書いたnoteでしたが、上記の毎日新聞の記事では、街路樹のメリット面からしか捉えていないように思えます。

もちろん、街路樹が存在する利点はあるのでしょうけれど、全ての大阪市民が伐採に反対しているかのような印象操作は、いかがなものかと思います。どれくらいの住民が反対しているのか、人数やパーセンテージも出さずに、反対意見だけを採り上げるのは、それこそ報道というよりも政治に近い記事でしょう。

ぶっちゃけ言うと、街路樹が無い方が歩きやすいのです。記事中には34歳女性の困惑が書かれていましたが、杖・車椅子・シルバーカー・手押し車を使う高齢者にしてみたら、電柱も街路樹も無い方が交通の便は圧倒的に良くなります。この高齢化社会において、住民の声として高齢者の意見は無視して良いのですかね。

木があればその場所の問題だけではなく、落ち葉、特に雨が降った落ち葉で足や車輪が滑る可能性もあります。木には鳥がとまり、糞を道に落とします。落ち葉も糞も、アスファルト上では土に還ることもありません。

古来、木は人に日陰と実りと憩いをもたらしてきました。それは否定しませんが、それに甘えて目をつぶるのはまたちょっと違う気がします。


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