【読書感想文】フルメタルパニック
フルメタル・パニック！ ／ 賀東招二 ／ 富士見ファンタジア文庫（KADOKAWA)
１～１２巻全巻文庫本、市立図書館蔵書
図書館貸出時のメモから
1巻 2023//12/7～22
2巻 2023/12/20～28
3巻 2023/12/28～2024/1/17
4巻 2024/2/21～23
5巻 2024/2/23～28
6巻 2024/2/28～3/2
7巻 2024/3/1～2
8巻 2024/3/5～9
9巻 2024/3/9～15
10巻 2024/3/19～28
11巻 2024/3/28～4/5
12巻 2024/4/5～8
1巻は「村上海賊の娘３，４巻」、3巻は「汝、星のごとく」とかぶっていたため貸出期間が長いと思われる。
「読んだ本」の記事中1巻のきっかけのところに映像作品について書いているが、どうやらアニメは第2期までしか見ていないらしい。香港の話（3期）に関しては見た記憶がない。4期は当然見ていない。結局大部分は今回初見。
物語は冒頭学園ドタバタコメディ＋ミリタリーものみたいな感じで進むがそれも中盤まで。後半はほぼシリアスミリタリー路線で学園要素がでてくるのは、最終巻のラスト手前くらい。作品が売れたことによって作者が当初思い描いたミリタリー路線に寄せることができたのだろうか。
作者としては学園要素は不本意だったのかも知れないが、高校生にしたことによって宗介が帰るべき場所がうまく作れたのかな、という印象。
ストーリー面では前半は、学園コメディ的な話を含めつつゆっくりと進み後半（7巻以降）宗介とかなめが高校を去ったあと加速しはじめる。後半の方が読みやすく（コメディパートとシリアスパートが別れないのでテンポよく読める）、個人的な好みは後半の方だ。
まだ作者の著作だけでも外伝2冊、短編9冊と最新のFamilyがある。（他の作家さんが書いたサイドストーリーもあるので関係のものを完読しようとするともっとある）。とりあえずは他の作品も読んでいきたいので、どこか良いタイミングでFamilyを読んだら他は空いたタイミングで少しずつ、と思っている。
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