見出し画像

勘違い社員と戦う

個人事業主としてメーカーと契約して作業を請け負うと、対応してくれるメーカーの社員と交渉することになる。

その社員の中に、テキトーな段取りして、責任を他に押し付けるのが仕事と勘違いしてる人間がたまにいる。

たとえば、今月末納期だといってまとまった仕事を依頼してるくるけれど、到底終わらせられる量じゃない。

優先順位を決めて半分は来月に回したら?と提案すると、返って来る返事が

「間に合わなくても、こちらの責任だから大丈夫」

無理と分かってる自分は責めたりしないからという事を言ってるのだが

しかし、それでは部署全体の予定もが狂うし、請求金額が一ヶ月分とは思えない。それらを上司に説明できるのか?

また、納期割れが記録として残り、それは経理や資材など他の部署にも知れてしまう。

その事を言うと、困って泣きそうになる。要するに会議で上司に聞かれて、こちらに確認する前に返答してしまっているのだ。

「急にその場で答えろと言われて」

と、まるで上司がおかしいみたいな事を言うけれど、日頃から作業の様子を把握していたら正確に答えられない方がおかしい。一度依頼したら全然様子を見に来ない社員に限って、この調子なのだ。

「評価落ちて契約切られるとかの問題になったら責任持って庇うから」

と言うが、上司に本当のことを言えない社員が、そんな事をできるわけない。

まぁその上司とは常に連絡取り合っているので、実際に評価落ちてるのは、その社員なんだが。

仕方なく、金銭的な責任を取らなくて良いという約束で請ける。つまり今月末に間に合わない分も、今月分に計上して払ってもらうということ。

日頃から様子を把握しておくより、上司に正直に言うより、後で金が絡んだ事を誤魔化す方が大変と思うのだけど、一度そういう癖のついた社員はなかなか直らないね。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?