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ネクタイをすることに拘り続けてきた理由を思い出す。
少し前に、自宅近くではセミが鳴いてない、場所を選んで鳴いてる?みたいな話をしましたが、今朝はセミの声がうるさくて起きました。今日は、世間は休みでも普通出勤。バス停までの道のどこでもセミの声。
こんな暑い季節になっても、ネクタイは外しません。拘ると言っても良いネクタイを探してるという意味じゃなくて、お客さんがサマービズになっても自分だけはネクタイしています。
前職は外の現場でネクタイには縁がなく、今の仕事に変わる時に、仕事中はネクタイと固く誓いました。
というと簡単な話になってしまうけど、その前フリがあります。
電話回線関係の技術者をしていた親父の職場に遊びに行ったことがあるんですが、その時に外注の技術者は、みんな作業服の下にワイシャツを着てネクタイ。ラフな格好でフラフラしている社員よりカッコいいなと思いました。そして親父が作業してる場所に案内されると、
サルマタにランニングシャツで床に座り込んで作業してました。恥ずかしくて
「何やってんだよ」
と声を荒げると、走ってきた親父の部下に羽交い締めにされ取り押さえられてしまいました。
その時は自分もネクタイしない仕事だったので、そのくらいで終わらせたのですが、中の仕事をすることがあったら必ずネクタイしようと強く思ったのでした。
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