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川合次郎兵衛塚1号墳

岐阜県可児市の時々通る道の近くを調べていたら、古墳がある事がわかったので、その方面に用事があるついでに寄ってみました。

七世紀前半に作られたと考えられる約30m四方の方墳で、可児地方の首長クラスの墓と考えられているそうです。

背後から

この古墳の特徴は、後から追葬の跡があること。完成して主たる埋葬者が埋葬された後に(家族と思われる)別の埋葬者のための部屋が増設されているそうです。

こちら↓に復元前の発掘当時の写真があります。

駐車場

クルマは、川合地区センターの駐車場へ。

住所は、〒509-0208 岐阜県可児市川合2226

地区センターの中には、川合考古資料館があります(無料)

展示室

やたらと出土品が多くて驚きましたが、この周辺には遺跡が多く、そこでの出土品も展示されているからでした。

また、古墳より古い旧石器時代の物から江戸時代の陶器や鉄製の道具まで、この地区では出土しているそうです。

副葬品
縄文土器
鉄器
旧石器時代の石器から縄文、弥生、古墳時代の土器、江戸時代の陶器まで出土している事を示す展示。

実は、ここにそんなに長い間滞在する予定はなかったのですが、自販機でコーヒーを買っていたら管理の人から

「時間(九時)より(15分ほど)前だけど資料館を開けてあげる、写真も遠慮なく撮って」

と言われ、次の用事があるとは言えずに見学させてもらいました。

この地方特有の土器や、関東や関西との交流があった証拠になる時まで多くの展示があって、正直いって全容が把握しきれないままです。

また行かないと。

記念にもらったカード

この地区に住むプロのカメラマンが地元紹介用に撮った写真を元に作ったものだそうです。

色々と良くして頂きましたが、肝心な事を聞くのを忘れていました。

次郎兵衛さんって誰ですか?


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