【ワンコイン・リーグ】2024.04のまとめ【パルヘリオンの無法者】
ワンコイン・リーグの首謀者、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
◆ワンコイン・リーグ2024.04終了
御無沙汰しております、ワンコイン・リーグの経過報告です。
身内のライブ配信者・動画投稿者を巻き込んで企画した「毎月500円の予算でデッキを強化するリーグ戦」の、2024年4月のすべてのマッチが終了しました。
3ヶ月目となる今回は、メタゲームの風向きも定まってきた状態でカード購入フェイズが開始しており、「誰を意識した構築にするのか」「リーグに対して広く効果的なカードは何なのか」「来月への布石となるカードを潜り込ませることができるか」などの様々な思惑に個性が出る展開となりました。
また、今月は新スタンダードセットである『サンダー・ジャンクションの無法者』が発売されたことを受けて、こちらのシールド戦(使用したカードは5月以降に使用可能)もリーグメンバーで催され、戦いに一層の熱を加えました。
※詳細なルールについてはこちらの記事をご参照ください。
◆カード購入フェイズ
今シーズンも戦いはカードの購入フェイズからスタート。
4月の先陣を切ったのは、3月のリーグで無惨にも全敗を喫した、私・はれのちしとど。やる気だけは人一倍あるらしい。
全敗ハンデによって予算にプラス500円を得たはれのちは、思い切ってデッキの舵取りを大幅に変更。単なる【エスパー・ミッドレンジ】から、《大牙勢団の総長、脂牙》率いる【パルヘリオン・シュート】を数か月かけて構築していくことにした。
購入カードは以下の通り。
《パルヘリオンⅡ》は1枚100円、《脂牙》は1枚30円と意外にリーズナブル。コモンやアンコモンも最低金額を参照して10~20円で投入することができ、なにより『サンダー・ジャンクション』再録前の効果か、傷アリ特価の《秘密の中庭》を1枚50円で入手することに成功したのが大きい。ちなみに疑問の残る《謎めいたリムジン》は《領事の旗艦、スカイソブリン》の代役である。本当に務まるのか。
※なお、《パルヘリオンⅡ》が1枚英語だと思っていたらイタリア語版でしたが、有名カードなので許可されました。ありがたし。
これに続いたのは小川めぐみ。
先月から引き続いて【ゴルガリ・ミッドレンジ】の強化を進め、《グリッサ・サンスレイヤー》や《沈黙を破る者、スラーン》などの単体で戦場を支え得る強力なクリーチャーの数を増やす作戦に出た。
また、序盤の動きを安定させるべく、《エルフの神秘家》や《狼柳の安息所》などのマナ加速手段を採用し、緑らしく素早いフィニッシャーの展開を狙う算段。
3番手はアズ。
3月のリーグでは、強化の狙いが当たり【ボロス・アグロ】で3勝1敗の大健闘を見せた。
今月は、現行のデッキでも使用でき、かつ「来月への布石」と称して、《ラムナプの遺跡》や《僧院の速槍》など、より速攻向けの赤いカードを中心に購入している。
《ラムナプ》が意外と高かったらしく枚数は稼げなかったが、元々のデッキが強力なだけに少しの追加でも結果が期待できる。
4番手は不動の1位をキープする沼山くろ。
メンバー唯一の構築戦プレイヤーであるところを遺憾なく発揮している。
そんな沼山が今月選択したのは、《下水王、駆け抜け侯》と《群れネズミ》のコンボ。ドラゴンまみれのデッキの軽量枠を一気に埋める目論見で、これだけ買ってもまだ《無情な行動》を1枚追加できるという買い物上手ぶりも見せた。
最後に購入報告をしたのはエニィ・ターゲット。
先月は「リソースの確保が課題」と現状の認識を語っており、今月の追加カードにもそれが現れる。
全体除去を主に追加し、アグロ寄りの環境を牽制するエニィの購入カードで一番特徴的だったのが《巨智、ケルーガ》。一緒に《大狸》なども購入していることから、おそらく「相棒」に設定してコントロールの後に大きくリソースを回復させるデッキへ変化するのだろうと思われる。
◆使用デッキ報告フェイズ
「買ったカードは自慢したいし、友達のデッキの内容なんか大体知ってて顔を見るだけでメタを張れるのが小学生だと思っている」理論で、今月も継続して最初の対戦までに使うデッキは写真か画像で提出することになっている。
以下、使用デッキ(4月)の紹介。
先月1位
ラクドス・ミッドレンジ
沼山くろ
フィニッシャーのドラゴン軍団はそのままに、新たに加わったネズミ㌠の活躍が期待される。
先月2位
ボロス・アグロ
アズ
構成を大きく変えることは避け、ほぼ先月のままの形で挑む。あくまで布石は布石。お披露目を楽しみに、ということである。
先月3位
ゴルガリ・ミッドレンジ
小川めぐみ
マナクリやフィニッシャーの枚数を増やし、一層基盤が安定した形に。ドラゴンにも対抗し得る、緑のパワーに期待。
先月4位
5色ランプ
エニィ・ターゲット
最早、乗りこなせるのは組んだ本人しかいないところまで至った5色の緑ランプ。相棒に《ケルーガ》を迎え、圧倒的な重さを武器に戦う。
先月5位
エスパー・パルヘリオン
はれのちしとど
不完全ながらも【パルヘリオン・シュート】と【エスパー・コントロール】の中間を取る【エスパー・パルヘリオン】の空気だけは漂う構成に。
※私は今回も茂里さんのデッキ画像作成ツールをお借りしましたので、微力ながらこの場で紹介します。ありがとうございます。
◆対戦結果
というわけで、今月も前項までは対戦開始前に書いていましたが、ここから先は4月のマッチがすべて終了した現在より、時を飛ばして対戦結果をおしらせします。
まずは順位から。
1位 沼山くろ ラクドス・ミッドレンジ
2位 はれのちしとど エスパー・パルヘリオン
3位 小川めぐみ ゴルガリ・ミッドレンジ
4位 アズ ボロス・アグロ
5位 エニィ・ターゲット 5色ランプ
続いて、詳細な対戦結果。
「龍鼠並び立つ」
ラクドス・ネズミ・デックウィンと化した渾身のデッキを操る沼山くろが今月も無傷の全勝を果たした。
しかし、すでに次の策へ布石を打ったアズ、パルヘリオン・シュートの精度を高めるはれのち、我が道の邁進へ熱気冷めやらぬ小川、混沌の魔術師・エニィからなる4名の刺客が虎視眈々とその喉元を狙っており、来月の戦いも更なる激化の一途を辿るだろう。
◆閑話休題・シールド戦の結果
さて、今月は19日に発売された『サンダー・ジャンクションの無法者』によるシールド戦も催されました。
これに使用した6パックは5月以降のリーグ構築に続投することができるため、各参加者はなるべくデッキのコンセプトに合致するパワーカードが引けることを願いました。
《再覚醒したジェイス》や《軍団の成形機械》などの強力なカードも散見されており、来月以降のリーグへの良い影響が期待されます。
ちなみに私は、6パックからほぼ無を取得したに等しい結果を得ましたが、3勝1敗の好成績を収めシールド戦には優勝することができましたので、協議の結果、賞品として「来月の予算プラス50円」を獲得しました。
おだんご杯ベスト8入賞2回の実力を侮るなかれ。
そっちが構築戦ガチプレイヤーなら、こっちはリミテの猛者ぞ。
◆おしまい
以上、ワンコイン・リーグ(2024年4月)のまとめでした。
パルヘリオンⅡって強い、そう思いました。
また来月末にでもご報告できたら幸いです。
ご清聴ありがとうございました。
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