【ワンコイン・リーグ】2024.05のまとめ【竜の玉座】
ワンコイン・リーグの首謀者、はれのちしとどです。
よろしくお願いします。
◆ワンコイン・リーグ2024.05終了
御無沙汰しております、ワンコイン・リーグの経過報告です。
身内のライブ配信者・動画投稿者を巻き込んで企画した「毎月500円の予算でデッキを強化するリーグ戦」の、2024年5月のすべてのマッチが終了しました。
本企画も4ヶ月目に突入し、公開されているデッキのメタゲームに加えて、参加者各位のプレイングの癖や相性なども絡み、相変わらずの乱戦になることが予想されました。
また、今月のデッキには4月の下旬に発売された『サンダー・ジャンクションの無法者』が加わり、先月リーグメンバーで催した同セットのシールド戦で獲得したカードも使用することができるなど、大幅なデッキの強化&変化が期待されるシーズンでもありました。
※詳細なルールについてはこちらの記事をご参照ください。
◆カード購入フェイズ
今シーズンも戦いはカードの購入フェイズからスタート。
今月1番手にカードを購入したのは、【黒緑ミッドレンジ】で我が道を征く小川めぐみ(先月3位)。
早速、新しいセットに注目し《自由放浪団の見張り》を購入したほか、多色土地によるマナ基盤の強化に加えて、「ドラゴン」対策の《巻き添え》や「パルヘリオン」対策の《漁る軟泥》をサイドボードのために用意するなど、やはり堅実な選択が特徴です。
2番手はアズ(先月4位)。
先月から「何らかの布石を打っている」と宣言しており、その動向には私も密かに期待をしていました。
満を持して5月の購入フェイズに取り出だしたるは《波乱の悪魔》と《鬼流の金床》の【ラクドス・サクリファイス】コンビ。地道な下準備の成果もあり、実行に移すまで本命を隠し続けた手腕は見事。ワンコイン・リーグの環境に波乱を呼び込む新風の誕生なるか。
購入フェイズの3番手は、ワンコイン・リーグが開始してからというもの、不動の竜王として玉座に鎮座し続けている沼山くろ(先月1位)。
先月は《群れネズミ》と《駆け抜け侯》を加えて攻撃の多角性を獲得した沼山。今月は更にラクドスらしい「攻めの対策」とも言えるラインナップでカードを追加しました。
他の参加者に対策として広く刺さる往年の名カード《生命散らしのゾンビ》や、持久力の高い《屑鉄場のたかり屋》《再燃するフェニックス》などで対戦相手が打ってくるであろう対策の裏をかく手段を用意しました。
遅めのスタートを切って4番手は私、はれのち(先月2位)。
先々月の最下位の利を大きく活かして【パルヘリオン・シュート】の構築に成功したことにより、順位を大きく巻き返した4月のリーグでしたが、今月は更に強化を推し進めてデッキの完成度を高めることに。
まずは、先月の段階で予算不足によって諦めた《スカイソブリン》を、予算の半分近くを用いて投入。残る予算はデッキの動きを安定させるための《染みついた耽溺》と、注目の新カード《陽気な哀歌》にほとんどを使いましたが、先月辛酸を舐めた《群れネズミ》への対策も怠らず、《拘留の宝球》と《衰滅》を加えることによってこれを牽制します。
※なお、今月はシールド戦の優勝賞品で予算が50円増えています。
最後は先月2度目の最下位を喫したエニィ・ターゲット(先月5位)。
獲得した1000円の予算をどう活かしてくるのでしょうか。
まず、エニィ・ターゲットが提示してきたのは謎の長大なカードリスト。
これは一体なにを・・・?
「《急流の崖》(土地)のみが4枚」
「他は全て1枚」
この符号が表すものは・・・?
ハッ・・・!!
◆使用デッキ報告フェイズ
「買ったカードは自慢したいし、友達のデッキの内容なんか大体知ってて顔を見るだけでメタを張れるのが小学生だと思っている」理論で、今月も継続して最初の対戦までに使うデッキは写真か画像で提出することになっている。
以下、使用デッキ(5月)の紹介。
先月1位
ラクドス・ミッドレンジ
沼山くろ
ドラゴン軍団の一部が新規参入のクリーチャー群と交代。
この選択が吉と出るか、凶と出るか。
先月2位
エスパー・パルヘリオン
はれのちしとど
より精度を高く【パルヘリオン・シュート】を求めるかたちに。苦手な相手にはコントロールへの切り替えも視野。
先月3位
ゴルガリ・ミッドレンジ
小川めぐみ
『サンダー・ジャンクション』の引きが強く、《苦難の収穫者》の姿を確認。超強化したサイドボードの効果にも期待が高まる。
先月4位
ラクドス・サクリファイス
アズ
先月の【ボロス・アグロ】から大幅に路線を変更して顕現した【ラクドス・サクリファイス】で勝負に出る。
先月5位
ルーツリー・コントロール
エニィ・ターゲット
相棒を先月の《ケルーガ》から《ルーツリー》に変更し、デッキも青赤のコントロールデッキに変貌。「パイオニア」の潤沢なカードプールから繰り出される多彩な技で勝利を狙う。
※私は今回も茂里さんのデッキ画像作成ツールをお借りしましたので、微力ながらこの場で紹介します。ありがとうございます。
◆対戦結果
というわけで、今月も前項までは対戦開始前に書いていましたが、ここから先は5月のマッチがすべて終了した現在より、時を飛ばして対戦結果をおしらせします。
まずは順位から。
1位 はれのちしとど エスパー・パルヘリオン
2位 小川めぐみ ゴルガリ・ミッドレンジ
3位 沼山くろ ラクドス・ミッドレンジ
4位 エニィ・ターゲット ルーツリー・コントロール
5位 アズ ラクドス・サクリファイス
続いて、詳細な対戦結果。
「群雄割拠せし」
無敗の竜王は遂に玉座を退き、全勝のプレイヤーは無し、1位・2位の差はタイブレークでの直接対決の勝敗のみ、という乱世の様相を呈した5月。
メタゲームの成熟から、追加カードの購入やデッキ構築の段階から読み合いが発生し、誰しもが優勝する可能性を抱けるリーグとなって参りました。
◆おしまい
以上、ワンコイン・リーグ(2024年5月)のまとめでした。
来月はどう転ぶのか、今から楽しみです。
また来月末にでもご報告できたら幸いです。
ご清聴ありがとうございました。
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