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ZOOMでも、組織の一体感は作れる!

会社の未来図を創るワークショップというお題で、某企業で3時間×4回、35名のワークショップをzoomで実施しました。

35名で、どんな会社にしたいのか、共通認識を創ることが、ワークショップの目的です。

※ホントの目的は、その後にアクションを起こして、未来図を実現していくことですね。

結果として、
参加者のネット回線の問題はあったものの、皆さん合意、納得のもと、会社の未来図を描くことが出来ました。
さらに、アクションのタネをたくさん作ったので、これからいろいろと動き出すはずです。

ワークショップの出来としては、自己採点で、80点くらいでしょうか。
参加者の積極的な取り組みのもと、GoogleスライドやJAMBOARDを多用し、ブレイクアウトセッションを重ねていくことで、なんとか形になりました。

うまくいった要因として、以下の3点です。

①Googleのさまざまなツールは、onlineワークショップでとっても便利。

誰でもアクセスできて、使いやすい。
共有しながら、作業できるし、保存できる。
✳︎回線が弱い人は書き込みできませんでした。
会話のみで後でデータ共有。

ブレイクアウトに分かれていても、書込みが見れて、進行状況が分かることもいいですね。
それぞれのルームを覗きにいかなくていいので、ブレイクアウトルームに突然ファシリや講師がやってきて会話が止まるってこともありません(笑)。
たまには、ルームを覗きにいきましたが。

他にもいろいろ共有作業ツールはあるようですが、普段使ってるofficeと同じなのもアリガタイです。

②zoomに、ブレイクアウトルームを、自分で選べる設定が追加されていた。

お題に合わせて、ルーム名だけ設定しておいて、「さぁ、どうぞ、好きなルームへ」ってできたので、参加者の意志を尊重したルーム分けが出来ました。これは、とてもよかった。

以前は、共同ホストにしないと、ルーム選択やルーム移動は出来なかったのに、いつの間にか出来るようになってました!参加者のオペレーションもスムースでした。

ナイス、zoom!

この機能のおかげで、onlineでのワールドカフェも容易に出来ました。

③会社の未来図を、インテグラル理論の軸で整理したらとてもいい感じに。

思いのほか、いやいやある意味、計算通りです。さすがケン・ウィルバー!笑笑

個人ーーー組織、内面ーーー外面の2軸、4象限で、これからの会社の未来図を考えてもらいました。

図1

会社の将来像となると、どうしても制度面から組み立てがちだったりしますが、このフレームを使うことで、個人の内面や組織風土にフォーカスすることができます。

当たり前のことですが、社員一人ひとりがその気にならなければ、何も変わりません。制度だけ作っても、気持ちが無ければダメなのです。
その意味では、気持ち、内面をしっかりと抑えることが出来たので、統合的に会社の将来像を考えることができました。
未来図の実現がいい感じに進んでいきそうです。

☆onlineでワークショップ、全然できちゃいます。

コロナ禍の緊急事態宣言で、やむを得ずのonline開催でしたが、結果的には、onlineでやったから、35名で認識共有ができたと思います。普段は会えない、話もできない社員同士でしっかり話せる時間がとれたのもonlineのおかげです。

onlineだと、全員が正面向いて、向き合ってできるのです。これって、結構すごい効果ありますよ。
onlineじゃなかったら、なかなかこれだけ人数で、正面から相対するのは抵抗がありますよね。

ネックとなるのは、参加者のネットワーク状況。
繋がらないともうどうしようもない。

そりゃそうですよね。会場に来れないのとおんなじですから、どうしようもないです。回線だけは、しっかり確保してもらいましょう。
※今回は、事務局の方に頑張っていただきました。助かりました!

そういえば、ハウリングもありました。
一回目のワークショップは、ハウリングでタイヘンでした。
全国各地から参加されているので、支社ごとに同じ会議室から数人でアクセスするとハウリますね。
でも、これはいろいろ対策できるので、経験知で解決できました。

事前に、場所や備品の用意をリスト化してお願いした方がいいですね。
あとは、ZOOMのオペレーション部分が課題ですかね。

ここは、ひとりで頑張りましたが、あれやこれやそれなりの準備は必要です。何度かシミュレーションしました。

今後は、研修も組織開発も、
onlineとリアルをうまく組み合わせた形になっていくでしょうね。
オンデマンドも使いながら。

onlineならではの効果もたくさんあるので、目的と状況にあわせて、どんな手法を使えばいいのか、選択肢が広がりました。

みなさんも、ぜひ。


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