見出し画像

円安について実感する時が来た

こんにちは。

知人が米国に来ると必ず決まって,『このハンバーガー15ドルって,2,300円か〜。え?チップと税金入れて20ドルって3,000円???』と言う寸劇が行われるようになってから,それなりの時が経ちました。
都度私は,為替の影響はいまは少し激しいけれど,でもそもそも物価が違うから円換算しても意味ないでしょ,と言っています。

それからこれは私の昔からの考え方なのですが,いちいち為替換算はしないで,各通貨のキリの良いところで比較する。簡単に言うと,1,000円,10米ドル,10ユーロは同じとみなす。まぁ100円1ドル1ユーロでも良いですが。
ラーメンなら日本で1000円は10単位,アメリカで15ドルなら15単位。こんな感じで比較します。でもまだ分かりづらい。そもそもアメリカでラーメンは『ハレのご飯』なので公平な比較ではないですね。
なのでこれでどうでしょう?日本でおにぎり200円=2単位。アメリカで屋台とかのタコス一つ概ね3ドル=3単位。ローカルのファストフードで比較するとより分かりやすくないですか???

私は,いちいち各国通貨に換算するよりも,こうした認識方法の方が,より実経済に近いのではないかと思っています。

さて,家族の事があり,一時帰国しています。

昨日のランチ。
今回の一時帰国で最初の外食。
色々と片付けなどて頭がいっぱいだったので,ささっと済ませようと近所にあったトンカツのチェーン店へ。カツカレー。690円。
券売機でオーダーし,番号が呼ばれるのを一人,席で待っていた時にふと『690円?4ドル?税込みチップ込み?ありえねぇー。』。

普段米国へ来る方々に換算するなと言いながらも,逆の立場になるとやってしまう私。しかもある意味嬉しい悲鳴。。。いや,日本国を思えば良くない気がするが。。。その瞬間スイッチが入った如く,目につくもの全てをドルに換算し始めるアホな私。別に何を買うつもりがあるわけでも無いのに。

大量の外国人がやってくるのは,為替で相対的に色々安いから,だけではないと信じているが,つまり超円高になっても日本の観光はプライスレスであって欲しいと思うし,モノにはそれだけの価値があって欲しいと思う。しかしおそらくこの為替は,旅行先を決める上で相当なインパクトなのでしょう。それが我が国にとって健全なのかは分かりませんが。

日本から米国に来る人に,いちいち為替換算するなとと言いつつ,いざその立場になると同じことをしてしまった自分。結局単純に為替換算するのがある意味,どこに居るのか,を実感する1番簡単な本当なのかもね。もう人に指摘はできないね。反省。

2024年6月23日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?