仕事で潰れて学んだこと

仕事で心を壊しかけたことがある。

何か特別なきっかけがあったわけじゃなくて、

徐々にじわじわと蝕まれて行った。

理由はいくつかあるが、1番影響が大きかったのは

上司の存在だろう。

管理職が初めてで、人と関わるのが苦手な

園長先生だった。

園長自身も大変な立場だったのは容易に想像できるが

少しでも詳細を書くと身バレするので控えておく。

人手不足による長時間の拘束時間、

0,1,2歳児を私と入れ替わり立ち代わり変わる

パートさんや派遣さんで13時間半回し続けた。

園長に頼まれた事務仕事は、

指示通りに終わらせて了承をもらい

指示を忘れた頃にあたかも私のミスかのように

毎度やり直しをさせられた。

機嫌の浮き沈みが大きく、

いつも機嫌を読んであげなければならない人だった。

管理職にならざる人がたってしまってことで、

様々な問題が次々と浮かんで行った。

そんな中で無理がたたり精神を病んだ。

最後の方は文字を読もうとすると、

視線が文字の上を滑り全く頭に入ってこなくなった。

保育園という特色上、子供に何か起きる前に辞めようと決意した。

園長のあまりにも傍若無人な振る舞いに

労基にも訴えられる内容かと思っていた。

けれど、ただでさえ正常ではない精神状態で

その原因となる事象に向かい合うための

体力や気力は残っていなかった。

辛い経験をもう一度自らの意思でおさらいをすることは、

健常な心身でもかなりの負担になる。

もし次の職場で何か違和感があったら、

元気なうちに記録しておきたい。

疑問を抱いた時点で

全ての事態を日付と時間付きで記録しておこうと思う。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?