原田智広

都内で保育士。週末は千葉県で田舎暮らし。

原田智広

都内で保育士。週末は千葉県で田舎暮らし。

最近の記事

子どもが言うことを聞かない時に、まず気づかないといけないこと

子どもが言うことを聞いてくれない。そんな状況は、保育園ではよくあることです。 そんな時にどうやって、こちらの意見を子どもに伝えるのか。 結論から言うと、「対立構造を崩して、子どもの味方になる」です。 まず、「言うことを聞いてくれない」という具体的な状況を作りましょう。 保育園のあるあるで言うと、「お昼寝をしたくない!」とかでしょうか。(個人的には「したくないならしなくてもいいんじゃない?」に一票です。お昼寝時間には個人差があり、3〜5歳は0〜1時間が睡眠の目安とも言われてい

    • 子どものお絵かきをなめてはいけない

      僕は、保育園で子どもたちに対して、「お絵かき」の活動を一緒に行うことがある。 僕が「今日はこんな素材を使って、こんな絵を描いてみようか。」と提案することもあれば、子どもたちが自分でスケッチブックを引っ張り出して描くこともある。 きっかけはどちらであれ、僕がお絵かきの時間に大切にしていることは、絵を描くまでのプロセスを大切にするということだ。 完成した作品を見て、「上手に描けたね。」で終わるのではなく、描いている途中に、その子がどんなことを考えて、どんなことにこだわって絵を

      • ぐうたら村ツアーアフタートーク

        お互い保育士からなるコミュニティ【パレッタブル】と【ちんたらむら】 そのメンバーで企画した、山梨県清里にある保育者のためのエコカレッジぐうたら村への2日間のツアー。 「ぐうたら村」は、八ヶ岳南麓の自然に包まれて、保育や幼児教育について学びほぐしたり、学び直したりする。そんな、保育者のための学びの場、保育者のためのリトリートの場を提供する事業をしています。                    ぐうたら村|私たちについてより ツアーを企画・参加したのは高泉潤、一瀬奏、山本和

        • なぜ教育にアートが必要なのか?

          まずは、noteを始めたご挨拶を。 はーい、note始めました。 それでは、本題にいきたいと思います。 保育士になる前に、約1年間の世界一周をしている中で、いくつか自分の中で宿題を見つけました。その一つがアートについてです。 主にヨーロッパを巡っていると、なんだかアートが日本にいるよりも日常生活の身近にある気がしたんです。 街を歩いていても、大道芸人が当たり前のようにいて、当たり前のように投げ銭が入っていきます。 保育園でもそうです。訪れた園のほとんどに、アート活動

        子どもが言うことを聞かない時に、まず気づかないといけないこと