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今更聞けない!求人業界でのオウンドメディアとかATSって何のこと?時代は自社採用へ

HRチャンネルの澤田です!

今回は、オウンドメディアとATSについてお話していきたいと思います。
動画で見たい方は、下記からどうぞ!!

この言葉は、ここ1、2年でよく聞くようになりましたね!

オウンドメディアという言葉はもう数年前から普通になっています。
HR業界で言っても、Indeedの出現で自社採用サイトで簡単に広告を出して集客できるようになりました。

聞いたことないな?よくわからないな?という方は要注意です!
おそらく情報が遅れていると思いますので、これを機会にしっかり勉強して頂ければと思います。

今回の動画で簡単にわかりやすく解説していきますので、ぜひ最後まで見て行ってください。

求人業界でのオウンドメディアとは何か?

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まずはオウンドメディアから行きたいと思います。
最初に結論から言っておくと、求人業界の場合、「自社採用サイト」のことをオウンドメディアと呼んでいるケースが多いです。

所有という意味のOwnに、媒体という意味のMedeiaで、オウンドメディアと言います。直訳すると「所有媒体」ですね。

なので、厳密にいうと自社のホームページや、パンフレット、メールマガジンもオウンドメディアと呼ぶことができます。

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ただ、最近では「自社から独自の情報を発信するWeb媒体」をオウンドメディアと呼ぶケースが多くなっているので、自社で運用している求人サイトとか情報サイトをオウンドメディアと呼ぶ、と思ってもらって大丈夫だと思います。

この自社のメディアを使って採用活動をすることを、オウンドメディアリクルーティング、とか最近では言いますね。

ちなみにメディアってどういう種類があるか?というと、3パターンあります。

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オウンド、ペイド、アーンドメディアですね。この3つが重要なので、しっかり覚えてください。

求人業界でのペイドメディアとは何か?

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ペイドメディアというのは、「有料で広告を掲載するメディア媒体」のことで、身近なところだと、テレビとかラジオとかですね。
Webマーケティングだと、Google広告、Yahoo広告、Facebook広告、Line広告とがペイドメディアと呼ばれます。

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「支払う」という意味のペイドに、「媒体」のメディアで、ペイドメディアです。

求人で言うともっとわかりやすいです。
タウンワーク、バイトル、ジャーナルネットとか、求人媒体と言われる有料で掲載するものは全てペイドメディアです。
なので、Indeedもペイドメディアですね。

Googleで何か検索した時に、一番上に「広告」と出ていて、それがずらっと並ぶ。
クリックしたくないなぁ鬱陶しいなぁと思ったことないですか?だいたいそういう広告がある場所は、ペイドメディアです。

求人業界でのアーンドメディアとは何か?

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アーンドメディアというのは、「信頼を獲得する目的で使うメディア」でして、主にSNSのことを指します。TwitterとかFacebookとか、Instagramとかですね。

「信頼や評判を獲得する」という意味のアーンドに、「媒体」のメディアでアーンドメディアです。

例えばTwitterで自分自身、もしくは企業としての考え方や意見、活動を発信していって、それを見た人の信頼を獲得していく、そしてそれを拡散していく、そんなイメージです。

ちょっと私の友人で、非常に上手くSNSを使っている人がいるので、その話をしたいんですけれども、その人はある商品を販売しているんですが、常にfacebookで私生活を投稿しています。

今日こんなことがあったとか、それに対してどう思ったとか、仕事以外でも、週末は家でカレー作ったとか、ドライブしたとか、趣味の話もたくさんあります。

どうでもいい話も含めて赤裸々にプライベートのことも投稿してます。

そうすると、この人はすごく友達が多いとか、普段何を考えてるかとか、人柄が良くわかるわけですね。

なので会ったことが無くても、その人のことが信用できるようになってくるわけです。
実際、その人が薦める商品は良く売れてます。

良く知らない人とか、何か隠してる人って信用できないじゃないですか。
だって何考えてるかわからないですよね。

つまりWebマーケティングで、信用を得るというのは、自分たちの情報を公開して、いかに自分たちのことを良く知ってもらうか、ということだと思うんですね。

これがアーンドメディアの役割です。


結局どれを使えば良いのか?

結局どれを使えば良いのかという話なんですけれども、この3つのメディアをトリプルメディアと言ったりしますが、結論、全てのメディアをうまく活用するのが一番良いです。

じゃぁ、ちょっとわかりにくいので企業の採用活動を例に出すと、こんな感じです。

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まず①で自社の採用サイトを立ち上げて、自社の魅力とか、求人の魅力をしっかり伝えるページを作りましょう。

そのページを②のIndeedとかGoogle広告のペイドメディアで、新規のユーザにアプローチして、求職者に見てもらいましょう。

それと並行して、③のTiwtteirやFacebookで普段の活動をしっかり投稿してください。社員の方の楽しそうな写真とかあると良いですね。

そうすれば、求職者は、企業が過去にどんな考えで、どんな活動を実際にしてきたか、ということを見ることができて、「良い会社かもしれない!」と思ってくれるかもしれません。

その結果、良い人材が「この会社は良い会社だ、入りたい!」という気持ちで応募してきてくれる、そんな感じの流れが理想ですね。

まぁ、実際にこれやろうとすると、色んなことを考える必要があって大変なんですけれども、ここ必死に取り組んでいる企業が良い人材を獲得できる、そんな時代になってきていると思います。

求人業界でのATSとは何か?

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では最後にATSについてお話していきたいと思います。

Applicant Tracking Systemの略でして、日本では採用支援システムと呼ばれることが多いです。エンゲージ、ジョブオプ、ジョブギア、ヒトマネージャ、アイレックとか、挙げ始めるときりがないですが、このあたりが有名だと思います。

そんなに難しく考えなくても良いです!
要するに「簡単に自社採用サイトが作れて応募管理ができればATS」ぐらいに思ってもらえれば良いのかなと思います。これもオウンドメディアの一種ですね。

機能で考えてみると、この3つがあればATSと呼べるのではないでしょうか。

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求人票の作成掲載、応募者の受付と管理、データの集計と分析ですね。

弊社はクロスリンクという社名なんですけど、クロスリンクATSっていう、そのまんまのネーミングのサービスがありまして、こんな感じで企業の情報を書くことができて、求人原稿を掲載することもできます。

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ここから応募をすると、こんな感じで応募者の情報を一覧で見ることができます。

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ATSは使いやすいものが多く、簡単に採用サイトも作れるので、あまり採用サイトを作ったことが無いけど試しに作ってみたい、という方にもおすすめです!

まとめ

オウンドメディア、ペイドメディア、アーンドメディアのトリプルメディアについて、またATSについてお話をしていきました。

ATSもオウンドメディアで、自社採用サイトを立ち上げるためのツールと思ってもらって大丈夫です。

どれか一つだとなかなか効果を上げることは難しいのですが、うまく連携して活用することで、成果を上げていくことができます。
こうしたオウンドメディアでの採用は、これからもっと常識化していくと思うので、時代に乗り遅れないように知識を深めていきましょう!

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