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敬老ドット絵リメイキング!?『老兵』

今日、9月15日は敬老の日です。

……と思ったのですが、今年は週明けの9月18日が敬老の日になっていました。そういえば『ハッピーマンデー法』なんてものがありましたね~。

あれって当時、超絶不況下に「3連休を増やすことで国内観光地を訪れる人を増やす(3日では海外旅行には行けない)」という一種の利益誘導もあって地方出の自民党議員が推し進めたんですよね。「週の半ばに1日ただ休むだけじゃ金を使わないからダメだ、連休にすれば金を使う」という具合い。

なにその浅い考察。庶民の暮らしを想像できないだけでは? みんな祝祭日は家でゴロ寝して水でも飲んでいると思っているんでしょうか。

地元にいたってお金は使いますし、そうやって誰かの利益を他の誰かに付け替えるだけでは『良いアイディア』とは言えません。もちろん、それで日本全体の経済がよくなることなんてなかったのは皆様ご存じのとおりです。

うーん。永田町の老人たちの話をしていると敬老精神なんて吹き飛ばされてしまいそうなので、このへんにしておきましょう。

というわけでぼくはハッピーマンデーが大キライ☆彡なので、敬老の日は本日15日に実施することにします。さっそく、これまで雑に使い倒してきたドット絵『老兵』を見直していきますよ!

フチドリ色をカラーに

そもそもこの『老兵』ドット絵は、単独のアイコン用に描いた『兵士』が元になっているため、フチドリ線が黒でした。ぼくは普段、真っ黒ではなく"暗色"(肌や服などの色をより暗く・濃くした色)を使ってフチドリを描いているので、黒フチのままでは他のドット絵とあわせて使いにくいんです。

敬老の日らしくいうと「おじいちゃんにはもっと活躍してもらいたいから、元気でいてね!」という感じです。

元の黒フチ状態

というわけで、ササッと塗り直してみました。

フチドリを暗色に変えたもの

ポイントとしては、"服"と"腕"の境界線を黒でなくすとき、「服の暗色にするか」それとも「腕の暗色にするか」が悩みどころのひとつです。

幸い「微妙な角度」シリーズのキャラクターたちは少し斜めに見ている構図なので、話は比較的単純です。

今回の画像で言えば"手前にある腕(左腕)"とそれより奥にある"服"の境界は、手前にある"腕の暗色"にします。

逆に、服より奥にある右腕との境界は、手前にある"服の暗色"にしました。

また、フチドリ色を変えることで画像全体の色のバランスも見直す必要が出てくる場合があります。今回は、胸甲などに使っている革の色を少し調整しました。

既存の「床座り」ポーズにも色を反映

未作成ポーズを作成

あとは、少年少女にはあるのに老兵にはない姿勢「椅子に座る」を作り足します。少年の「椅子座り」ポーズはすでにあるので、それにあわせて色を変える程度の簡単な作業です。

いきなり、できあがり!

はい、じゃあ終わりです。

え?「椅子がほしいのう」ですって?

はいはい、若者もつけておきましたよ!

んん? 「妻がおらん」ですって!?

いや……亡くなったんじゃないですかね。あるいは戦地へ行ったおじいちゃんが戦死したと思って再婚したとか。

「隣の子でいいかの?」

良くない! このnoteは、そういうんじゃないんです!

仕方ないので作りますよ! 「おばあちゃん」を!

(つづく)


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