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HYUGA PRIMARY CARE ってどんな企業??

読み方ですが、正式なカナ名称は「ヒュウガプライマリケア」です。
申し訳ございません。はっきり言って社名が長いです。
多方面にご迷惑をおかけしていることをここでお詫びします。
メディア関係の方からも『略したいんですがどこで切ればいいでしょうか?』と相談されることもしばしばです。
呼び名としては「ヒュウガ」、表記としては頭文字をとって「HPC」とされることが多いでしょうか。皆さんのお好きなように呼んでいただければと思います。

企業名の由来

当社が創業したのは2007年。福岡県太宰府市でひとつの小さな薬局が開局しました。決して順風満帆ではなく、薬剤師である黒木が過去に2度潰れたことのある調剤薬局を買い取ってのスタートでした。黒木の後輩であった薬剤師、買い取った薬局に勤めていた事務、そして黒木の3名での船出となります。
その後輩薬剤師との出身校が宮崎県宮崎市にある「日向学院」。社名の前半にある「HYUGA」はここに由来しています。

創業時の社名は「Hyuga Pharmacy」でした。小さな調剤薬局からスタートした会社ですが、その後居宅支援事業所(ケアプランセンター)の運営や他薬局に在宅医療のノウハウを提供するなど薬局というカテゴリーでは収まりきれない会社へと変化。それに伴い、2020年"Pharmacy"から"PRIMARY CARE"へと社名を変更いたしました。

創業場所である「きらり薬局太宰府店」。創業メンバーの2人。


”プライマリケア”とは

簡単に言うと「身近にあり何でも相談にのってくれる総合的な医療」。日本では「かかりつけ」という言葉で浸透しています。
皆さんの中には、すでにかかりつけの先生や場所をお持ちの方もおられるでしょう。また病院や薬局を受診した際に、言葉は聞いたことあるという方も多いと思います。
日本は世界の中でも最も高齢化の進む国のひとつです。2055年には4人に1人が75歳以上になると予想されています。高齢化に伴う国民の医療費負担は年々増加しており、国としても財源を確保する試みを実行しています。
そのひとつに長期入院による療養から在宅療養・生活への移行が進められており、それぞれの地域で医療・介護・予防・住まい・生活支援を包括的に確保する「地域包括ケア」という考え方が確立しようとしています。

地域包括ケアシステムイメージ図。(出典:厚生労働省資料)

ちょっとした体調の変化や心配ごとでも、世間話の感覚で相談できる、かかりつけの存在。私たちはこの地域包括ケアシステムの中で、身近さ・親しみやすさを持った信頼のおける存在になりたいと考えています。

HYUGA PRIMARY CAREは”地域包括ケアシステム”のプラットフォーマー

このように社名には私たちの目指す姿への思いが詰まっています。
実は一言で「地域包括ケア」といえども、医療・介護・行政・地域の方々など今まで交じり合うことのなかった者同士が垣根を越えて連携するというのは、想像以上に難しいのです。相手の立場を考えて行動することが求められます。
私たちは先陣を切ってこの旗振り役に挑戦し、地域包括ケアシステムのプラットフォーマーを目指しています。

社名が長くて申し訳ないな・・と思いつつも、「HYUGA」と「PRIMARY CARE」には譲れないものがあります。ですので略称もございません。
日本が抱える社会課題に挑戦する企業があるということを知っていただけたら幸いです。
次回以降、この課題にどのような方法で解決しようとしているか各事業のご紹介をさせていただこうと思います。
長文にお付き合いいただきありがとうございました!




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