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電車の中の不織布マスク率

こんにちは。最近、仕事での外出が増えてきました。ずっと避けてきた通勤時間帯の電車に乗る機会も出てきました。僕は2回目のワクチン接種が終わり低リスクの状況だとは思うのですが、やっぱりハラハラしてしまいます。ただ、気づいたのです。昼間の電車とは、状況が違うことを。

これまでは昼間の空いた時間帯に電車に乗っていたので、学生さんなど、若い人の比率が高かったです。女性はお洒落なウレタンマスク、男性はスポーツタイプのマスクをされているケースが多かったです。あくまで主観ですが、不織布マスク率はザックリ5割という感覚でした。

感染防止のためには不織布のほうが良いとわかってはいても、暑いですし、苦しいですし、見た目の面でも若い人がウレタンやスポーツを選ぶのは仕方ないのかな、と思っていました。しかし、混雑した通勤電車に乗ってみると、不織布マスク率が非常に高かったのです。ザックリ8割くらいですかね。

通勤電車に乗っていたのは、主に30代~50代の会社員とおぼしき方々です。僕には、同じ文化を共有しているように見えました。あくまで25年間この電車に乗り続けた僕の想像ですが、皆それぞれ会社から言われているのではないか、と思ったのです。

マスクは、不織布でなければいけない、と。

「同じ電車に乗る」なんていう比喩もありますが、学校を出て、企業に入ってその中で生きている人々は同じ文化を共有しているのです。通勤電車にも、ウレタン・スポーツマスクをしている人々もいました。口には出さないまでも、両者には目に見えない対立があるのかもしれませんね。

ただ、それを煽るのがこの原稿の目的ではありません。昼間と通勤時間帯の不織布マスク率が違うことに気づいたので、それに対する雑感を書かせていただいただけです。僕が乗車した電車がそうだっただけかもしれません。でも、日常を観察してて、何かに気づくと思考が動きますよね。

僕はそれを大切にしています。だって、僕の人生の主役は僕ですから。

今回の違いの背景には、会社員という文化だけでなく、若い人の重症化率が低いという点もあると思います。でももしもそれが理由なら、重症化率が高い世代の人々のためにも、なんとか不織布マスクをしてもらいたいですね。いまは、自分が広めてしまう可能性がある、という前提で行動して欲しいものです。

そんなことを考えた、久しぶりの通勤電車でした。



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