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Timelab2023年の振り返りと2024年の展望

これは「Timelab Advent Calendar 2023」の25日目の記事です。

本記事はTimelabアドカレ企画最終日ということもあるので、複数のカレンダーをまとめて管理できるスマートカレンダー「Timelab」の今年の振り返りと来年に取り組みたい開発トピックについて書いてみようと思います。



Timelab2023年の振り返り

2023年のTimelabは現在12月25日時点で合計20回の機能改善や新機能追加などのリリースを実施しました。GitHubのリリースログを確認してみると、Frontで145個、API側で77個の新機能追加や細かい改善、バグの修正を行っていました。みんなお疲れ様。

今週に年内最後のリリースをお届けする予定なので、それを合わせる2023年は合計21回のリリース、細かい機能改善や新機能追加を合わせると合計220個超のアップデートをユーザーの皆さまにお届けしたことになります👏

ちなみに僕が愛用しているブラウザのArcは今年は現時点で46回のリリース、細かい機能改善や新機能追加は387個実施している。凄まじいスピードとボリュームでどんどん改善されてます。ほんとすごいなArc。

ユーザーの皆さまから頂いたフィードバック全てに答えられているわけではないので心苦しい気持ちはありますが、それでも2023年期初時点と比較すると大幅に進化したのではないかなと思います。

中でも、4月13日にリリースした自動同期機能は、リリースまでに紆余曲折があり何とかリリースすることができた機能なので、Timelabのプロダクトオーナーとしては非常に感慨深いものがあります。初めてのプレスリリースも出して、多くのユーザーのみなさまから反響を頂きました。

また、今年のTimelabはUIデザインの改善が大きなテーマでもあり、ソフトウェアデザイナーの貫井さん(@NobtakaJP)と共に、コツコツとUI周りの改善を数多く実施してリリースさせて頂きました。2023年1月時点と比較すると現在は見違えるように進化しています。

カレンダーのようなツール系ソフトウェアは、仕事で毎日利用するツールになるので、ちょっとした使い勝手の悪さなどのストレスが積み重なると、すぐにユーザーが離脱する要因となってしまいます。

そういう意味で、今年にUI周りの改善をたくさん実施できたことはTimelabにとって大きな意味があったと思います。まだまだ改善したいところはたくさんありますが(笑)

2024年Timelabで取り組みたいトピック

来年にTimelabで取り組みたい大きな開発トピックについて、現時点で開発チームで話しているものを3つご紹介します。まだ確定ではないので、プロダクトオーナーとしての希望も込めて(笑)

Microsoftの自動同期対応

現在のTimelabの自動同期機能はGoogleカレンダー同士でしか同期することができません。Timelabユーザーの中にはOutlookやTeamsなどのMicrosoftカレンダーをご利用頂いている方もいらっしゃるので、Microsoftカレンダー⇔Googleカレンダー間での自動同期を実現したいと思っています。Microsoftカレンダーに予定が入れば、他のGoogleカレンダーなどに自動でブロック予定を同期してくれるイメージです。

Timelabユーザーさんの声

一見GoogleカレンダーができるならMicrosoftカレンダーもできるだろうと思うのですが、Microsoftの場合はGoogleと比較してAPI利用の制限が厳しく、現時点では同じようには実現が難しそうという見立てです。他に実現する方法がないのか開発チームで絶賛検討中です。これは僕が知る限り他サービスも実現できていないので、何とかTimelabで実現したいと思ってます!絶対にやる!!

グループ機能

僕は現在もクライアントワークで複数の組織のプロジェクトを掛け持ちしているのですが、そこで必ずと言っていいほど下記のようなやり取りがSalck上で頻繁に行われます。そうプロジェクトメンバーのMTG日程を調整するやり取りです。。

日々Slackで展開される日程調整のやり取り。。。

異なる組織ドメインのメンバーが集まるようなプロジェクトでは、Googleカレンダーなどを共有することができないので、いちいちスケジュールを相手に確認する必用があります。面倒ですよね。。

上記のような異なる組織メンバーで構成されるプロジェクトのスケジュール共有の課題を解決するために、Timelabで異なる組織のメンバー同士でカレンダーを安全に共有するようなグループ機能を検討しています。

プロジェクトで日程調整が必要なときには、Timelabに招待したグループ内のメンバーのカレンダーを見て、GoogleカレンダーやMSカレンダーで会議を入れるのと同等のUXで簡単に外部メンバーとの日程調整が完了する世界を実現したいと思っています。日程調整ツールのURLを送って調整する必用すらありません。

モバイルアプリの開発

カレンダーというソフトウェアの宿命だと思ってますが、PC、スマホ、タブレットなどマルチデバイス対応は必須です。特にモバイルは移動時などPCを開けない場合に、スマホでTimelabが見れないととても不便です。

モバイルのカレンダーアプリはGoogleカレンダーアプリや他のカレンダーアプリを利用するでも良いのですが、Timelabの自動同期機能でブロック予定を入れてしまっていると、他のカレンダーアプリだとブロック予定が表示されてしまいとても見にくくなってしまいます。

他のアプリだとブロック予定が表示されて見にくい。。。

TimelabのモバイルアプリならTimelabから入ったブロック予定を表示せずにすっきりと複数のカレンダーの予定を表示することが可能になります。実はモバイルアプリの企画は少し前から進んでいたりします。来年はTimelabユーザーのみなさまにお届けできるように頑張ります!まずはiOSから!!

まとめ

今年はおかげさまでTimelabがプロダクトとして大きく進化したこともあり、非常に多くのユーザーの皆さまからSNSやインタビューなどで嬉しいフィードバックを頂くことが増えました。Timelabの開発チームでは、このようなフィードバックには必ず目を通して、全員で共有するようにしています。

UX is King(すべてはユーザー体験のために)
ソフトウェアにおいてはユーザー体験がすべて。開発側の都合や意図などに関わらず、ユーザー体験がダメなものはダメということ。常にユーザーファーストな姿勢で、理想とするユーザー体験を実現するためにクオリティに妥協しない。

タイムラボの開発チームのワーキングアグリーメントから引用

引き続き、来年もユーザーファーストでさらにTimelabを磨き込んで多くのユーザーの皆さまに使って頂けるように全力で頑張ります!ぜひ共感頂いた方は、周りの複数カレンダー管理で困ってる方々にTimelabを紹介して頂けると幸いです!!


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