DX戦記〜小学生にもわかる「DXってなに?」
やぁみんな、これからしばらく、とある人の真似をして、小学生にもわかりやすいお話をしてみようと思うんだ。
僕は、その人のような深い理解がないので、うまく書けないかもしれないけど、がんばってみるよ。
「DXってなに」の答えは無いよ!
DXってなんだか、知っているかな?
新聞やテレビで見た事あるよね。でも、意味が良く分からないよね。
でも、意味が分からないのは仕方ないよ。
だって「DXってなに?」の答えは【誰もわからない】なんだ。
なぜなら、昔々、ある学者さんが「デジタル技術の進歩のおかげで、みんなの生活が変わって、すごく便利で良くなってるよね」と言ったあたりから始まったらしいんだ。
でも、日本では「デジタル(D)トランスフォーメーション(T)」の事を、なぜか「DX」と言って、たくさんのいろいろな意味をつけて、みんな、よくわからないまま、なんとなくDXという言葉を使っているんだ。
”みんなが作る百科事典・Wikipedia”を見ると、いろんな難しい、分かりづらい定義や主張が紹介されていて、僕の言っていることが本当だとわかるよ。
でも「DX」って単語はたくさん使われている、どうすればいいの?
日本語で分からないことは、英語で調べてみよう!
新聞やテレビで、偉い人たちが「DX、DX」と言っているのに、「その単語の意味は、誰も分からない」なんて困っちゃうよね。
こういう時は、日本以外のたくさんの人が情報を発信している英語で調べてみるんだよ。
そうすると、英語を読み書きできる、世界中のたくさんの人々が、その単語を、どういう意味で使っているかを知ることが出来るんだ。
英語が苦手でも大丈夫。今はブラウザに翻訳機能があるよ!便利だね!
英語版WikipediaだとDXじゃなくて「DT」なんだよ
まず、英語版のWikipediaを見ると、略は「DT」だよ。
DXって、実は日本語だったんだね。
英語のWikipediaには「デジタルトランスフォーメーション」は、「デジタル技術を使って、お仕事のやり方を変える事」って書いてあるんだ。
言葉通りだし、シンプルで分かりやすいよね。
身近なデジタルトランスフォーメーションの例
身近なデジタルトランスフォーメーションの例に、お手紙があるよ
お手紙って「書かれた文字を伝えるお仕事」だね。
昔、お手紙のお仕事というと、文字が書かれた紙を運んでいたんだ。
だから、届くまで1日とか数日かかっていたんだよ。
でも、今はメールやLINEに文字を入れれば、一瞬で届くよね。
「書かれた文字を伝えるお仕事」は、デジタル技術でやり方が変わったよね。
日本で使われている「DX」を理解するには
ここまで読んだら、世界で使われている「デジタルトランスフォーメーション」の意味が分かってきたよね。
そして、これまでに見聞きした「DX」というお話を思い出すと、デジタルトランスフォーメーションと違う意味で使われていることも、分かるようになったよね。
その言葉を使った人の意図を考えよう
DXのような、定義の分からない言葉が出てきたときは、その言葉自体の意味よりも、その人が、その言葉を発する事で、他人に何をしてほしいか、を考える事が大切なんだ。
つまり、その人の意図を考える事が大事ってことさ。
まず、日本では「DX」という言葉が流行なので、「自分の話に興味を持ってほしい」というのは大前提だよ。これは僕にも当てはまるよ。
「興味を持って欲しい」までは共通だけど、その次の「誰に・何をして欲しい」という部分は人によってバラバラなんだ。
そして、DXという単語で興味を引きたい人の「やって欲しいこと」は概ね以下の3つになるよ。
IT音痴の人たちに、デジタルトランスフォーメーションに興味を持って、お仕事のやり方を今風に変えて欲しい。
具体的な事ではなく、なんとなくで、お金を出して欲しい。
なんとなく流行の言葉を聞いて満足してもらって、お金を出して欲しい。
もし、これから「DX」という単語を見聞きしたら、この人の意図は、この3つのどれになるかな、と考えるといいよ。
まず、試しに、”DX戦記”なんてタイトルを書いている、僕の事を判断してごらん。どれに該当するかな?
もしかしたら、まだ判断が難しいかもしれない。
いずれ、この3つについて解説をしてみるね。
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