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5月に読んだ本まとめ①【レオロジー・哲学・株投資】

【感想:レオロジーの世界】

ニュースでよく 地盤建築の偽装というのを耳にします。 これは「コンクリートに水を混ぜること」が問題になります。

水の多いコンクリートだと流動性が良くなり 地盤工事がスムーズに進みます。 例えば、コンクリートを均等に埋めるためには、振動させる必要があるのですが、そういった工程も水を増やすことで、省略することができるようになります。しかし一方で、 水が増えると 強度が低くなる という問題があります。

こういった問題は、コンクリートが特殊な流体であるということが原因で起こります。 コンクリートは水の中に砂利などの粒子が入っており、こういったものは 「ダイラタンシー流体」と呼ばれます。

ダイラタンシー流体は、 水の中にきっちりと粒子が入ってるものをイメージしてください。 こういった流体は流れにくいですが、水を増やすと簡単に流れるようになります。 そこで偽装建築では、 コンクリートに水を増やすという考えに至るわけです。

身近な例1「砂浜」

身近なダイラタンシー流体として、わかりやすい例が2つがあります。 まず1つ目は、海の 砂浜です。砂浜では砂の粒子がぎっしりつまっているので、 少し濡れた砂浜は力を加えると急に硬くなります。 よって砂浜は走る速度が早いほど、あまり沈まずに 走り回ることができます。


身近な例2「水溶き片栗粉」

2つ目は片栗粉です。 片栗粉はただのネバネバした食べ物と思われがちですが 、実際は特殊な流体です。 特殊な流体だからこそ、あんかけのような独特の食感を感じることができるのです 。

片栗粉はゆっくり混ぜると混ざりますが 、
速度を上げて混ぜると 硬くなるという性質があります。 これもダイラタンシー流体の特徴です。

この、ダイラタンシー流体というのは、特殊な流体であり、世の中に少ないです。もし、ダイラタンシー特有の「変な感じ」を味わってみたい人は、片栗粉多めの水溶き片栗粉を作ってみてください。速くかき混ぜてみると 、今まで感じたことのない感触を味わうことができると思います。

【感想:史上最強の哲学入門】

飲茶という哲学に関する話をブログに書いている人が書いた本。元々ブログを読んでいて面白かったため、本も読んでみました。

とにかくわかりやすい口調で書かれているため、哲学という分かりにくい分野でも頭にスイスイ入ってきます。西洋哲学について古いものから新しいものまでまとめて書かれています。

この本を読んで一番感じることは、「西洋哲学はまとめて学んでこそ理解できる」ということです。

的に哲学というのは、その時代における一般的な考えの反対意見です。なので、一人の哲学者の意見だけを見ても、その真意というのは掴みにくくなります。

例えば、ソクラテスの有名な言葉で「無知の知」という言葉があります。

これは「知らないことを知っているということが偉い」と解釈されがちですが、これは本質とは少し異なります。

ソクラテスの時代では、プロタゴラスという人の「全ての事は、人それぞれだよね」という考えが広まっていました。

これは議論をする上では、とても強い考え方なので、その時代の貴族に好かれ、一般的に広まりつつありました。

しかし、全ての物事を人それぞれで済ませてしまうと、何も進みません。そこで一石を投じたのが、ソクラテスです。

なんでも適当に済ませずに、ちゃんと知らないことを明確にして、真理を突き止めようじゃないか。という至極真っ当な考えだったのです。いかにも哲学者らしい意見です。

こういう風に、西洋哲学を知るためには、個々で見るのではなく、全体を通して学ぶようにしましょう。頭に入りやすくなるはずです。

【感想:専業主夫けいくんのほったらかし投資で年収1億円】

年収1億円は到達した作者による、チャートの読み解きかたを解説した本。

一番初めに書かれているのは、「とにかく勝てる勝負だけをする」ということです。95%以上勝てる勝負をするというのが、作者の考えです。

投資家と言うと、リスクを取って戦っているイメージがありますが、実際は違うようですね。まずは分析が必要ということです。

他の部分に関しては、チャートの読み方や法則性など作者独自のものはあるが、本質はいたってシンプルです。それは「大量に過去のデータを分析して、現状に当てはめる」それだけです。

作者は、大学生の時に株式投資を始め、1回目に大きな成功を味わいました。

しかし、この成功はたまたまであると冷静に理解し、そのまま投資を続けることはありませんでした。

その代わりに、仮想的なトレード環境でとにかく練習をしています。2年間仮想トレードを続けた結果、今のような投資での成功を収めることができたわけです。

株式投資でよくある勘違いとして、「新情報」「特別な情報」が必要だと思いがちです。

しかし、一番重要で見るべきなのは、「過去のチャート」であり、コツコツとトレード能力を伸ばしていくしかないのです。

株投資も他のスキルと同じく、コツコツとスキルを伸ばしていくしか道はないのです。

先月の本の感想まとめも一緒に良かったらどうぞ。

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