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あの海は、青春。

ゆっくりゆっくり流れてく。
漂うように、ゆらゆらと。
今はもう元の日常の中にいて、あの中には戻れなくて。
それでも、思い出は残ってる。

穂崎です。


今回は、土曜日、日曜日を使って親友と旅行に行った話をしようと思います。

その親友とは、小学二年生の時に彼女が転校してきて知り合い、今も仲良くしています。

過去に、大学での夏休みの課題で感謝の手紙を書いた相手でもあります。
このことに関してはこちらの記事に書いてるのでよかったら読んでみてください。


今回の旅行に踏み切ったのは、親友が、私たちの好きなアーティストさんのライブチケットを当ててくれたからです。

1日目(土曜日)にライブ、2日目(日曜日)に観光って感じで行きました。

今回詳しく書いていきたいのは、2日目のほぼ無計画観光のお話です。

2日目の朝起きてホテルで朝食を取ったあと、部屋に戻ってチェックアウトの準備をしながら今日はどうするかという話をしていました。

ライブのことばかり考えていて、なにも考えてなった私たち。

近くにどこかいい所はないかと調べ始めました。

私が調べたところ、ホテルの最寄り駅から電車に乗って4駅ほどのところに水族園があると分かりました。

駅のロッカーにキャリーバッグを預けて、その勢いのままに水族園に行きました。

行き当たりばったりと言っても良さそうな2日目の始まりでした。

ライブの時は、それぞれ推しの色で振っているペンライトが綺麗でした。

水族園は、照明に淡く照らされる魚の群れが綺麗でした。

また違う美しさだなぁと思いながらまわっていました。


水族園の屋上、ふれあいコーナーから、海が見えました。
太陽に反射してキラキラ光る波がとても綺麗で、あとで見に行こうと言って見に行きました。

海は大きく綺麗で、陽の光のあたたかさと水の冷たさを感じてました。

少し座って喋るとずっとここにいられるような気がして立つことを忘れていました。

ずっとここにいられる。

そう思ったけど、現実的な問題があります。
ゆっくりと現実に帰りました。

この気持ちはなんだろう。

凪いでいた。

もう終わりで寂しいとか、明日が嫌だとか、そんなのじゃなくて。

ただ、「あぁ、私は今生きてるな」って感じがした。

この感覚は、はじめてだった。
わからない。
けど、今ここで感じたものは大事な気がする。

忘れないでいよう。
きっといつか分かるから。

もし忘れても、きっとどこかで思い出す。


思い出した時に、何か答えがわかるといいな。

最後に、思ったことをひとつ。

あの海は、青春。

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