妻がipadで手書きフォントを作った話
妻の手書きのフリーフォントができました。
「ちひろもじ」(命名妻)です。ここからDLできます。
きっかけ
妻とは出会ってから9年ぐらいになります。
付き合ってる時も結婚して生活を共にしてからもずっと気になってたことがありました。
めちゃくちゃ字がかわいい
バランスが偏ってたり跳ね部分が一直線だったり、間隔が空き過ぎていたり、どこかしら崩れているのに、可読性もちゃんと合って文字として認識できる。
そんな妻の字を見かけるとくすっと笑いが出てくるので、時々見かけてはほんわかと和んでいました。
妻の職場でもそれはたびたび話題にあがり、彼女の上司もその文字をフォントとして残しておきたいと、冗談まじりに言っていたりしました。
フォントにできたらおもしろそう。
私も心の片隅でそう思っていました。
ipad proを購入。あるアプリを発見。
今年始め、仕事のためにipad proとapple pencilを購入しました。
デザイナー御用達のpro createであったりconceptなど手書きで書けるapple pencilはかなり便利。
そんな中でipadでフォントが書けるアプリを見つけました。
『ifont maker』
ipadでフォントを作るといったアプリは数ありますが、ifontmakerは日本の方が作った物で、直感的でとても使いやすいものでした。
ダウンロードはこちら
使い方は以下の通り。
以上です。
アルファベットと記号だけなら、200文字程度でオリジナルフォントが作れます。
またそれだけでなく、ひらがなと漢字を網羅しており、根気と時間があれば日本語フォントも対応可能です。
当時育休中だった妻は私が提案した手書きフォント作成に興味津々で賛同。
子供が寝静まったあと時間を見つけては黙々と文字を書いており、この度ようやく完成に至りました。
ifontmakerの短所① 生成エラー?
文字が書き終わったら、名前をつけた後、設定ボタンからフォントをビルド。あとは自動でファイルを生成してくれるのでこれで作業は終了です。
ですが...
サンプルテキスト下に無駄な高さがある。。。
これはエラーか何かか、私にもよくわからなかったですが、自分で試しに書いたものも、同じような現象がありました。
というわけでいろいろ調べていると、生成したフォントの内容を後から再構成できるアプリ「fontfarge」を発見。
同じような問題を解決した人が修正方法を書き記してくれていました。
どうしてそうなっていたのかはわかりませんが、文字の高さを通常まで数字を設定し直し、再生成。
すると高さが修正されました。これでなんとか体をなせました。エラー内容が不明なので、いちいち再構成するのは少し時間がかかります。
もしかしたらわたしだけなのかもしれませんが...。
ifontmakerの短所② 日本語文字の対応総数
ifontmakerで日本語を追加したい場合、設定から日本語文字をチェックを入れますが、ここには小学6年生までの文字しか入っていません。
Extra Charactersというところにチェックを入れれば、500文字(中学生の半分)の文字を追加で作ることができます。
せめて高校生まであるとより日本語の幅が広がるのですが、今後のアップデートに期待しております。
最後に
そういった流れを経て、ようやく妻の手書きフォントが完成しました。
改めてここからDLできます。
もちろんプロ仕様でより高度なソフトもあると思いますが、手軽にipadで手書きフォントをつくりたい時は、ifontmakerが最適かもしれないです。
ではまた。
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