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料理人×デザイナーはお得な仕事の組み合わせ

こんにちは。デザイナーの市角です。デザインしたり映像作ったりしながら、大学准教授としてデザイン思考について教えてみたり、デザインとビジネスに関するワークショプを企業や自治体で行っています。

木曜日は #デザイナーの頭の中  シリーズとしてデザインに関するあれこれを語らせてもらってます!

今回はデザインと料理について

先日こんなTweetを見かけました。

なるほど、たしかに周りを見渡しても自分のことを振り返ってみても当てはまります。

美味しいものを食べたときのリアクションがそもそもクリエイタータイプと経営者タイプの人で違う気がします。

クリエイターさんは
「この料理どうやって作ってるんだろう?何が入ってるんだろう?」
と分析が料理という作品にむくし、なんなら美味しい料理という素晴らしい作品を目の当たりにして、リスペクトと同時に「ちょっと悔しい」気持ちを感じると思います。

料理人というクリエイターに対してライバル意識を持ってしまう。笑
もちろん自分も頑張ろう!っていう良い意味でのライバル意識ですよ。笑

そして、ジャンルは違えど作品をつくるクリエイターと言うライバルから、何か盗めるところはないかと血眼になってしまうのも作り手のサガだと思います。良いレストランに行ってしまうと、うかうかと受け手の視線になってリラックスなんて出来ません。笑 落ち着かないのがクリエイター。笑


家に帰ると自分もやってみよう!と作りたくなりますから自然と料理をやるようになります。料理をしてるとデザインと似ているところがいっぱいあ
り、勉強になります。

中でも
「素材の魅力を最大限に引き出すために調理する」
「基本に忠実でありつつ、時代に合わせていろんな組み合わせを試す」


なんかは料理から学んでデザインに活かす、ことが多いですね。

そしてご多分に漏れず私も料理が好きでこんな事を始めてしまいました。

デザインの経験から生まれた料理のプロジェクトとして
ケーキのような野菜のお寿司、VEGESUSHIってのをやってます。
これは今年10月に行われたバルセロナでのワークショップの様子。

デザインと映像と料理の3つを組み合わせたプロジェクトになってて
毎回イベントの様子をこうやって記録映像にするのを楽しんでいます。

料理のプレゼンテーションにデザインが生きていますし、デザイナーとしてレシピ本を自分で作って出版してます。

そういった周辺の制作物だけじゃなくて、意外な食材の組み合わせなんかもデザイナーの感覚が使われているらしく、料理の仕事をしてる人にそれを指摘されたりも。

なので、実はデザイナーさん、料理の世界でもやれることがあると思うので自分の料理プロジェクトをやってみるの、結構おすすめですよ!!

料理からデザインについて学べることも多いですからね!

更にいうと、料理人さんはデザインをサブスキルとして学ぶと面白いかもしれません。

利点は
・自分の料理のプロモーション素材を作れる
・美しく写真を撮ったり映像作れる
・レシピ本自分で作って出版できる
・料理の世界観を店舗デザインや広告デザインにつなげて一貫性をもたせられる

そして
・デザインを通じて得た発想で料理がちょっと変化する?

などが期待できそう!

デザインと料理は数ある職業の組み合わせの中でも結構お得な掛け算な感じがしております!

関連して今回はちょっと告知!
27日にこのVEGESUSHIのイベントを久しぶりに日本でやります。
場所は下町、東京の築地です!

詳細はこちらのfbページを御覧くださいませ!!


そんなかんじで毎週木曜日は、#デザイナーの頭の中  シリーズ書いてます!
デザインについてのお話、他にもありますので興味があったら。



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