【私の体験談】営業向いてない発言は甘えじゃない。向き不向きあったから。
そうなのよ!
向き不向き、あったのよ!笑
今回は私がこれまでに経験した営業についてお話ししたいと思います。
人生初の営業職は新規開拓でしてね「私、営業向いていない」と思っていたのですが、ルート営業に転職したら3年近くも続いたんです。
つまり、私は新規開拓営業には向いていないけど、ルート営業だったら向いているかも?って気づいたんです。
それに、新規もルートも営業自体向いていない人もいます。
私だって、自分でルートならイケるかもって思っているだけで実際、仕事ができるかどうかは別問題だし、好きってほどじゃあない。
でも、新規開拓に比べたら向いてるわって感じなんです。
営業には向き不向きが確実にある、と思います。
営業の種類にも向き不向きあるし、営業職全般の向き不向きもある。
なので「営業向いてない」って考え方、全く甘えではないです。
だって人それぞれ個性があるんだから、向き不向きあるの当たり前だと私は思っています。
「営業向いてない」って考えは甘えではない。ってか甘えって何?
前にネットで「営業向いてないって考えで辞めるのは甘え」とかって情報が出てきまして。
え?営業って向き不向きありますけど・・・って思ったんですよ。
営業職に就いている全人類が向いていると思っているのでしょうか。
たぶん、「向いていない」と言って辞める人たちに対して、一部の人たちは許せないのだと思います。
「自分はこんなに頑張って辛さを乗り越えているのに、向いてないと自分で言って辞めるなんて甘えだ!」と思っているような、そんな印象を私は持ちます。
自分に迷惑がかかっていないのに、このように "人が赤の他人の言動を許せない" のは、必ず己の中に原因がある、と私は思っています(余談ですが)
で、さらに営業の中にもいくつか種類があっって新規開拓やルート営業でも向き不向きがあるっていう。
だって、例えば、絵を描くことがうまい人もいれば下手な人もいる。
「絵を描くことが向いてないから辞めるわ」って発言に対して「それは甘ったれな考えだ」って言いますか?言いませんよね。
でもそれが "営業職" となるとブワアアアアアーー!!と「甘えだ!」とかそういう声がやってくる。
つまり営業職=辛いってのが関係しているように思います。辛いことは乗り越えるべきだって考えもひしひしと感じる・・。
営業向いてないかどうかは自分でしかわからない。だって、自分の体や感覚って自分しかわからないから。
いくら他人から「君はそれが向いている、向いていない」と言われても、自分が向いていると思うなら向いている、逆も然りだと私は思うんですよね。
向いてないな、と思ったら職種を変えていいし、向いている仕事を見つけるまで転職繰り返してもいいと私は考えています。好きな仕事に出会うのって、結構難しいと思うので。
それに、向いている職種を選んで行った方が幸福度も上がるしストレスもかかりませんから。
向いてないと自分で思っているのに、続けて努力しても、時間もったいない!
しかも向いてないと思って続けていたら鬱になると思うんですよね・・
私の体験談。新規開拓の営業が辛くて
人生初の新規開拓営業は、ブラック企業で経験しました。
ピッカピカの新社会人、やる気まんまんでした。
新規開拓なんでまっさらな状態から顧客獲得のためにリスト片っ端からアポ電を入れ、それに加えて飛び込み営業もしていました。
最初はキツかったですが、これも営業の登竜門だと思っていたので毎日気持ちを切り替えながらやっていました。
でも、なかなかアポの予約までとりつけず、飛び込み営業しても煙たがられ、忍耐力がない私はことごとく心が折れまくりました。ストレスも半端なかった。
(よくあれで鬱にならなかったなって思う)
みんなは頑張ってやれていましたが、私はもう嫌になってしまったんです。
みんなができているからといって、私ができるとは限らないわけで。私ができないからといって、私は自分が甘ったれているとも思いません。
だって、人類は皆、個性があるんだもん(キリっ)
私には、新規開拓の能力はない、そう判断しました。
この仕事続けていたら間違いなく、鬱になっていたと思う。
営業にもいろんな営業があると知る
営業マンなら誰しもが経験するであろうアポ取りなのに、私はそれを辛く感じてしまうなんて「私は忍耐力なさすぎるのか?」「営業辛いんだが?これって甘えた考え?」と当時は考えたりもしました。
そんな毎日ブルー・ストレスマックスな気分でアポ電をしていたとき、ふと思ったんです。
「営業って別に新規開拓だけじゃないよね・・・・?」って。
もう仕事変えたいモード全開だった私はすぐに転職サイトを見て、いろんな営業の仕事をひたすら探しまくりました。
今考えると、別にルート営業じゃなくて営業そもそもを辞めてもよかったんだけど。当時は私の中で営業職にこだわりがあったんでしょうね・・・。
そして転職へ。ルート営業にチェンジ
そして「ルート営業だったら新規開拓みたいに断り続けられることなんてないかも」と思ったんですね。
とにかく新規開拓が嫌になっていた私は、ルート営業にめちゃくちゃ興味がわいてました。
そして転職を決意し、とあるルート営業を募集していた会社に面接にいき、そしてありがたいことに内定をいただけたんですね。
正直「この職場も長続きしなかったらどうしよう」「ルート営業も性に合ってないと感じたらどうしよう」という不安はありました。
めちゃくちゃありました。
結果、ルート営業は勤続3年続いた
びっくりなんですけど、なんと3年近く続いたんです。
会社員で3年連続働くことなんてめずらしいことでもなんでもないでしょうが、1社目が5ヶ月しか勤続できなかった私なので、3年続いたのは自分でもビックリ。
ルート営業が勤続3年続いた理由① ルート営業で"断られる"ストレスが軽減されたから
ルート営業はストレスがかからないと言いたいわけではありません。営業ですからそれなりにストレスはかかります。
でも1社目で経験したような「断られる辛さ」が減って、それがストレス軽減に繋がったのだと思います。
しんどいこともあったけど、ここで精神が崩壊することはなかったです。
たとえば新商品を紹介して断られることもありますが、それでも新規開拓でのしょっぱなのキツイ断られ方とは全然違いましたから。
毎日のアポ電と飛び込みのエンドレス。キツイじゃないですか。これキツイって言ったら甘えって言われるのかな。
キツイもんはキツイです。精神崩壊するかと思ったもん。
ルート営業が勤続3年続いた理由② お客さんと仲良くなれるのが楽しかった
ルート営業は、すでに契約だったり取引があるお客さんのところをまわりながら、新たな契約だったり状況確認だったりする仕事なので、お客さんとだんだんと仲良くなっていけるんですね。
それが私とっては「楽しい」に繋がっていたんです。
幸い、めちゃくちゃ堅苦しい感じの営業スタイルじゃなく、取引先に「こんちは〜」って感じで訪問していくスタイルで、相手も構えているわけではないから気軽な環境だったんですよね。
これも私には合っていたように思います。
すべてがこんなスタイルではないし厳しいルート営業もあるかもですが。
ちなみにめっっちゃ歩くルート営業でしたので、靴はミネトンカや、モカシンみたいなシューズを履くようにしてました。ヒールだと足がもたない。
あと汗拭き対策も笑
結論、営業には向き不向きが絶対にある
新規開拓からルート営業にチェンジしたことで、私は営業の仕事を長く(3年)続けることができました。
新規開拓営業辞めてよかった 。
この経験から、新規開拓がダメだったからといって全ての営業が不向きとは限らないと知ったんですね。
新規開拓がだめでもルート営業が向いている人って絶対いるだろうなって思いました。私のように。内向的なのも関係しているのかな。わかんないけど。
それにもちろん営業自体が向いていないって可能性もあるけど。
反対に、ルート営業よりも新規開拓が向いている人もいるでしょう。
てかそういう人いたんですよね。「ルートだと達成感がないから私は新規開拓が好き」っていう人。こう思えるなら向いてると思う。
私にとっては衝撃的な発言だったけど、この時も「やっぱり向き不向きあるんだな」って思いました。
てか好みの問題でもある?
まとめ
私はルート営業が自分に合っていたので、ストレスを多大に感じることなく3年続けることがありました。
あくまで向き不向きがあるので、人によってはルート営業がストレスに感じる人もいるでしょう。
「営業向いていない」って考えは甘えじゃないし、それで辞める・辞めたくなるのは当然だと思います。個性によって向き不向き実際ありますもん。
もう営業自体嫌になってしまったのであればそこまでですが、気持ちのどこかに「営業は続けていきたいけど向いていないかも」と諦めようと思っているなら、いろんな営業をしてみたら、これならいけるかもって思ったりします。
てか、キツイ仕事を「辞めたい」とか「キツイ」と「向いてない」って言うのって当然のことだと思いますけども・・。向いてたらキツイなんて思わないし。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?