保存版:新型コロナ対策!コロナウィルスってなに?消毒するには?殺菌じゃないの?(かんたん・まとめ・無料版)
コロナってなんだか怖い...
てかそもそもコロナってなに!?今更聞けない..
そんなギモンを、病原体・疫学・遺伝子研究の経験があるライターが分かりやすく解説します!
※ここでは厳密な議論を抜きにして分かりやすく説明しています。以下、ライター執筆。
1. コロナってなに?ウィルスってばい菌じゃないの?
2. 消毒するには?殺菌じゃないの?
1. コロナってなに?ばい菌じゃないの?
結論:コロナは「ばい菌」ではありません。
ウィルスという「物体」です。
悪いことしてるからばい菌でしょ!
と思いますよね?
簡単に言うと、コロナは生き物ではありません。
「ウィルス」という「物質」です。
簡単なイメージだと、「空飛ぶ毒入り注射器」です。
皆さんがばい菌と言うものは、細菌という生き物です。
カビや、ヨーグルトの乳酸菌などの仲間です。
でもコロナウィルスは生き物じゃなく「モノ」です。
コロナウィルスは、簡単に言うと油の皮(エンベロープ)で作られた、毒入り注射器です。
どんな毒が入ってるのか、、それは私達にもおなじみの「遺伝子」が入ってます。私達のよりとても短い遺伝子です。
この毒入り注射器(コロナ)が、私達の目や喉や鼻の中にある粘膜の細胞に刺さります。
そして悪い遺伝子を私達の中に「注入」して、私達の遺伝子を使って勝手にウィルスを増やしていきます。
そして、私達の遺伝子を使って増えたウィルス達が、免疫や肺を壊していきます。
これがコロナのメカニズムです。
え?でもアルコールとか次亜塩素酸とかで殺菌できるって言ってたじゃん!どうすればいいの!?
殺菌はできません。
でも、消毒(破壊)することはできるんです!
2. 消毒するには?
結論:消毒するには、コロナを壊せばいい!
※殺菌ではありません。
コロナは上に書いたとおり、「エンベロープ」という、簡単に言うと「油の皮の注射器」に包まれてます。
この注射器を壊せば、私達に刺さらないので感染しません!
コロナを消毒(壊す)方法は、、
①濃度65%以上アルコールをかける(アルコールはエタノール!)
②次亜塩素酸水をかける
③洗剤・石けんで溶かす、洗い流す
④熱で溶かす。60℃だと1時間以上、92℃だと15分以上
⑤強い紫外線を当てる
これらの方法でコロナウィルスを消毒(壊す)ことができます!
抗生物質や、すり傷に使うきず薬などの殺菌薬は効きませんので、注意してください。
※70%アルコール系のキズ薬がもしあれば、アルコールの効果で消毒できます。
以下注意事項
①メチルアルコールは使わないでください!失明します!100%エタノールも素人が使用すると火事になりますので消毒用エタノール製品を使用してください。
またアルコールは濃度が高すぎても低すぎても効き目がイマイチになります。諸論ありますが、70%エタノールが有効と言われています。
②次亜塩素酸は塩素系漂白剤(ハイター)とは違います。塩素系漂白剤も有効ではありますが、塩素ガスが発生して危険です。薄めて噴霧などの使用も、人によって濃度がまばらであり、危険なうえ効果もイマイチであるため、やめた方が無難です。日常生活では製造された次亜塩素酸水を使用してください。
③普通の人の石けんの手洗い方法だけでは、完全にコロナの感染をゼロにすることは難しいです。手指のシワに入り込んでいるものが出てくる場合もあります。手洗いの上で消毒はもちろん、不必要に目や鼻を掻いたりしないようにしましょう。
④60℃で短時間だと消毒しきれない場合があります。加熱については、従来は60℃で壊れると言われていましたが、ある研究では60℃でも短時間だと消毒できてないという結果も出ています。60℃で1時間以上、92℃で15分以上が有効であるという研究もあります。
⑤紫外線と聞くと、日焼け・太陽光でいいと思われるかもしれませんが、効果が検証されているのは「紫外線ライト」による殺菌です。
紫外線(UV)ライトによる紫外線では私達人間にもダメージがあるので、肌や目に当てないようにしましょう。
以下、厚生労働省ホームページ・リンク参照
新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について|厚生労働省
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
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