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世界的クリエイターの頭のなか:小島秀夫監督のオススメ本

なにこれ最高!

小島秀夫監督が「1万円分の本を買う企画」に心が揺さぶられました!

『メタルギアソリッド』や『デス・ストランディング』のような世界的名作を手がけるクリエイターである小島監督。

彼がどのような本を選び、どのような視点で楽しむのか、その一端に触れることができます。

そして「2023年は出張がおおくてあまり本を読めておらず、100冊ぐらい」と語るほど、世界で活躍している方は、とんでもない量の本を読んでいるのだと感服。

まさにクリエイター必見です!

今回は、この動画から学んだ「クリエイターとしての心構え」、「英語の重要性」、そして個人的に「気になった本」を紹介します。



クリエイターとしての心構え

じつは、小島監督が手掛けた作品をひとつもプレイしたことがありません。

なぜなら、プレステを持っていないから...

しかし、監督の手がけた作品のトレーラーを見て、その独特な世界観に心を奪われつづけています。

今回の書店での動画をみていて心を打たれたのは、本を読むのは「純粋に自分の知らない世界を見たい」という欲求からということ。

本からえた情報を創作の源にすることや、ストーリーテリングの素材として活用するのは、二の次ということです。

「まずは自分の好奇心をみたす」ことが、その後のクリエイティブなプロセスにおいて大きな意味をもつのだと思いました。

また、「人が考えつかないような、ものすごいおもしろい本を読むことで闘志を燃やす」という言葉も印象的。

英語の重要性

世界で活躍するクリエイターから「英語の重要性」が語られると、その信ぴょう性は段違い。

「エンタメは日本語に縛られていると厳しい」と監督は語ります。

英語圏の人は、英語で情報発信し、世界中に作品を発表できます。

半年取材して、練って、書いて、書下ろしを1年に1冊だすと世界中で売ることができます。

これに対して、日本語圏の人は、日本のマーケットにしかアクセスできません。

さらに日本の作家は、連載の原稿料で食いつなぐことになるとのこと。

映画やゲーム業界も同様に厳しい、と監督は語ります。

英語のカベを越えることが、クリエイターにとってますます不可欠となっているといえます。

気になった本

小島監督が紹介した多数の本のなかで、ぼくがとくに気になったのは以下の作品です。

・『怪獣保護協会
・『頬に哀しみを刻め
・『真珠湾の冬
・『死のドレスを花婿に

このなかで『死のドレスを花婿に』をさっそく手に入れました。

本のチョイスが秀逸だったので、小島監督が他にもどんなものに影響をうけているのか気になりました。

ですので、彼自身の著作『創作する遺伝子 僕が愛したMEMEたち』もさっそく注文。

この本では、彼の創作衝動を焚きつける「愛すべき小説、音楽、映画」について語られています。

読書の時間がますます楽しみになりました。

おわりに

小島監督から学んだ「クリエイターとしての心構え」、「英語の重要性」、さいごに「個人的に気になった本」を紹介しました。

この動画をつうじて、自分の読書意欲がさらに高まりました。

そして、監督の選んだ2023年のミステリー小説13選が、全国書店でフェア開催中とのこと。

その名も「ヒデミス!2023 小島秀夫が選んだミステリー・ゴールデン・ダズン」。

これらの本を読むことで、小島監督の視点から新しい世界を垣間見ることができ、クリエイティブなインスピレーションが広がるはず。


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