【創作マインド】500冊以上書いたアシモフからまなぶ創作の心構え
本日4月6日は、SF小説界の巨匠アイザック・アシモフの命日です。
『ファウンデーション』シリーズや「ロボット工学3原則」で知られる彼は、SF界に多大な貢献をした人物として語り継がれる人物。
驚くべきは、彼が500冊を超える著作をのこすほど多作だったこと!
今回はアシモフから学べる、「創作の3つの心構え」をご紹介します。
飽きを感じたら、別のプロジェクトへ
執筆中、どうしても行き詰まってしまうことってありますよね。
そんなときは、無理に書き続けるのではなく、思い切って別のプロジェクトへ移行してみましょう。
アシモフ自身も、10以上のプロジェクトを同時進行で進めており、行き詰まったら別の作品に取り組んでいました。
具体的には、社説や随筆、短編小説を書いたり、構想中のノンフィクションに取り組んだりしていたようです。
アイディアが枯渇したと感じたら、空白のノートを見つめて無理に絞り出すのではなく、別のプロジェクトに手を染めることで、脳をリフレッシュさせるのが良いと語ります。
これは経験的にわかります。
仕事でいきづまり、いったん他のことに取り組んでいると、翌日には解決策がぱっと浮かんだ、という経験は一度だけではありません。
時間はつくるもの
「時間がないから書けない」という言い訳は、通用しません。
アシモフは毎朝5時に起床し、週7日、できる可能な限りながく執筆時間を確保していました。
祝日や休暇中、入院中(!)でも執筆の時間を確保にしていました。
休暇中は、紙とペンをもって、家族や友人から隠れて短編小説にとりくんでいたようです。
「どんなときでも、15分あれば1ページは書ける。時間がないのではなく、優先順位の問題なんだ。」と語るように、短い時間もムダにはしない徹底ぶり。
完璧主義は捨てよう
アシモフは完璧主義に反対の立場を貫いていました。
完璧主義は、創作の敵です。
そもそも最初から完璧な作品を生み出すことなど不可能。
まずは書き始め、後から修正していくというスタンスが大切です。
「完璧を目指すよりも、まず書き上げてしまうことが重要。失敗を恐れずに、自分の創造性を信じて書くことだよ。」とアシモフは語ります。
そして、いつ、完成と判断して書きやめるか?という疑問にたいして、アシモフの「自分が読むのが楽しいものを書こう」というアドバイスが参考になります。
つまり、自分が読んでいて楽しいと思えれば、その時点で完成にすればよいということです。
まとめ
アイザック・アシモフの創作の心構えは、以下の3つのポイントにまとめられます。
・飽きを感じたら、別のプロジェクトへ
・時間がない言い訳は通用しない
・完璧主義は捨てよう
これらの心構えを参考にすれば、きっと多作で創造的な人生を送れるはずです。
今回の記事をまとめるにあたり、以下の記事を参考にしました。
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