使っていないiPhoneのバッテリーが膨張してビビり倒した！～放置してはいけないスマホの処分と注意点～
先日、家の整理をしていたところ、恐ろしい光景が目に入りました。
なんと、iPhoneの中身が膨らんでいるではありませんか！
現在進行形で使っているiPhoneのバッテリー膨張したときは、Appleストアやキャリアショップに駆け込むのが一般的。
しかし、もう使っていない端末の場合、どうすれば良いのでしょうか？
正直いまも決めかねているのですが、これまで調べたまとめと、今考えていることをお話しします。
1. なぜバッテリーが膨張するの？
iPhoneのバッテリーが膨張する原因としては、以下のものが考えられます。
過充電や頻繁な充電: バッテリーを100%まで充電し続けたり、頻繁に充電を繰り返したりすることで、バッテリーに負荷がかかり、膨張。
高温な場所での使用: 高温な環境下でiPhoneを使うと、バッテリーの劣化が加速し、膨張。
水没: iPhoneが水没すると、内部に水分が侵入し、バッテリーがショートして膨張。
2. そもそもなぜリチウムイオン電池は発火するの？
いろいろと調べるなかで、もっとも恐れているのが、以下の動画のような発火。
リチウムイオン電池は、非常にエネルギー密度が高く、小型軽量なバッテリー。
便利な反面、発火や爆発のリスクも高い代物です。
これは、リチウムイオン電池の内部で化学反応が起こり、熱が発生し、それが暴走してしまうことがあるため。
とくに、外部からの衝撃（ショートして内部で火花が発生）や熱などが原因で、この反応が加速し、爆発につながる可能性があります。
ちなみに、リチウム自体が「可燃性物質」で、「60℃」で発火します。
また、大量のリチウムは「水」と反応して発火するという特性があるので、iPhoneが発火をしても水をかけてはいけません。
3. さっさと処分したいけど、データを消去しなきゃ...
さっさと処分したい...
しかし、スマホを処分する前に、必ず中のデータを消去する必要があります。
とくに、古いiPhoneには、個人情報が大量に保存されている可能性があります。
ぼくのiPhoneは、かなり昔につかっていたので、あまり記憶にないですが、ウェブでの買い物につかうIDやパスワード、自分の写真、そして、ほかの人の連絡先は残っているはず...
なんとしても処分するまえに消去したいところ...
ちなみに、処分する前に「初期化」をしても、専用のソフトをすれば、隠れたデータを抽出ができるそう...
一体どうすればいいんでしょう？？？
そんなときに見つけたのが、iPhoneを丸ごと物理的にシュレッダーしてくれる新宿の企業・ザウルス。
ただ、新宿まで持っていくのは面倒で、お金を払わなければいけないのも微妙（1台1,000円程度）...
また、今回はじめて知ったのですが、「SIMカード」にも個人情報が含まれているため、取り出しておくことが必要なようです。
4. 処分方法
仮に、iPhoneの初期化をしたとして、実際に膨張したiPhoneをどのように処分すれば良いのでしょうか。
処分方法を、以下にまとめます。
自治体の回収ボックス: 自治体によっては、小型家電回収ボックスを設置している場合があります。回収されたiPhoneは、国が認定する専門業者に引き渡され、適切に処理されます。
家電量販店の回収ボックス: 家電量販店でも、小型家電回収ボックスを設置している場合があります。
大手のケータイキャリア（ドコモとか）: そこで契約しているかどうかは関係なく、引き取ってくれるそうです。
Apple Store: Apple Storeでは、古いiPhoneを回収してもらうことができます。
回収ボックスは、通りすがりの人が、そこに入れられているものを持って帰れるようなものだったら危険。
また、「初期化」をしていても、隠れたデータを抽出ができるようなので、悪意がある人が関わっていると危険です。
といっても、疑いつづけるとキリがないのですが...
5. 結局どうするの？
選択肢は以下のようになるかと思います。
⓵ すでに中身が見えている状態なので、自分でいじって、バッテリー部分だけ取り外す。
batteryはどうでもいいですが、iPhoneの機種は残しておきたい気持があります。
（なんちゃってアップル信者なので。あと、しないかもですが今後の機械いじりのため...）
以下の動画をみると、ある程度は、簡単にとりはずせそう。（といっても、もしものためにアイシールドや防火グローブは必要そう）
発火の危険性があるので、ぼくのような素人がやるのは、とても危険な行為なようです。
ただ、YouTubeでいろいろなiPhone発火動画を見た限り、もしも火が出ても、まわりに燃え広がるものがなければ、そこまで被害は少なくてすみそうな感じはしています...
といっても賃貸に住んでいるので、庭もなく、どこで作業するかは問題... 燃え広がるものがなさそうなベランダか？
⓶ 個人情報の消去を確実なものにするために、新宿・ザウルスに持って行ってシュレッダー
目の前で物理的に処分されるので、心理的安心を得るのに最適なコースだと思います。
初期化したiPhoneでも、やろうと思えば隠れデータが吸い出せるとのことで、この物理破壊しか、完全に安心できる方法はなさそう。
ただ、新宿まで行くのが面倒... しかも有料です。
⓷ おもいきって充電してみて、起動したら初期化を行い、自治体の回収ボックスの利用
バッテリーが膨張した状態で充電するのは、さらに膨張する可能性があり危険。
しかも、電池として使えなくなっている可能性があるとのこと。
ただ、もしかしたら使える可能性もなきにしもあらずなので、ワンチャン、賭けてみることは可能です。
⓸ 個人情報はあきらめて、自治体の回収ボックスの利用
ちかくの自治体の回収ボックスをみてみると、どうやら、通行人がサクッと、ボックスの中身を持ち去れるようになっていなさそうです。
ただ、悪意のある職員や、悪意のある回収先（一応、国から許可を得た企業）がいると、終わりです。
一番簡単ですが、これらの選択肢のなかでは一番、潜在的な危険がありそうです。
そもそもですが、自治体よりも、Apple Storeのほうが信頼度が高いかもしれません。（悩みどころ…）
これらのなかでは、いまのところ⓷が一番の選択肢。（でも怖い…）
そのつぎに、⓶か⓸を考えています。
まとめ
今回は、使っていないiPhoneのバッテリーが膨張したという体験と、その後の対処法についてお話ししました。
iPhoneのバッテリーが膨張するのは、非常に危険な状態。
放置しておくと、発火や爆発のリスクがあるため、早急に処分する必要があります。
ただ、正直いまもどうするか悩み中...
皆様ならどうするか、ぜひ教えてください！
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