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グローバル賃金とは? 経済的自由への道

以下の本を読んで、最近ずっと気になっているのが「グローバル賃金」について。

日本の給料と比べて「グローバル賃金」は手取りの給料が多いため、経済的自由を手に入れるために、興味を持っている人も多いはず。

そもそも「グローバル賃金」とは一体何なのか、いったいどうやったら手に入るのか、を、上記の本の著者がYouTube動画で解説していたので、まとめてみました。


グローバル賃金とは?

そもそも、グローバル賃金とは一体何でしょうか?

インターネットで検索をかけてみても、どうやらまだ一般的な言葉ではありません。

いったんここでは、**日本の年功序列的な賃金にしばられず、「グローバル基準での給与」**のこととしておきます。

なんといっても、日本企業からもらう給与よりも、グローバル賃金のほうが高いことが魅力的です。

グローバル賃金は職種によっても違うので、一概にはいえませんが、動画で紹介されている例をあげると、アメリカで一番高い給料をもらっているのはMITの卒業生で、年収は1922万円。(10年以上のキャリア)

ヨーロッパでは、一番高い給料をもらっている大学の卒業生は、スイスのザンクトガレン大学の卒業生で、年収2480万円でした。(5年から10年のキャリア)

実は、日系企業のなかでも、普通の日本人の3、4倍の給与、つまりグローバル賃金をもらっている日本人や外国人もいるため、「グローバル賃金」は意外と幅の広い概念です。

前の会社に働いていたときに、同じ会社につとめるアメリカ人の同僚が、自分の3倍ほど給与をもらっていることを知り、驚愕しました。

彼のほうがぼくよりもランクが上だったのですが、同じランクの日本人でも、彼ほどには給与をもらってはいませんでした。

いま思えば、その事実を知ったことが「グローバル賃金」との出会いでした。

日本型賃金の残酷な現実

日本の大学卒業者の平均年収は、日本トップの東大卒でも25歳で505万円、35歳で945万円ほど。

なんと、アメリカで一番年収の低い大学の卒業生の年収と同じです。

それは、ミシシッピ女子大学の卒業生なのですが、年収平均が507万円と、東大卒と変わりません。

しかも、ミシシッピ女子大学の大学合格率99%なので、ほぼ誰でも大学に入学できます。

さらにミシシッピは田舎なので、東京よりも物価がやすく、生活費を抑えることも可能。

これほどまでに、日米の賃金の格差は開いています。

どうやってグローバル賃金を獲得するか

上記でみたとおり、日本で一番の東大を出ても、アメリカの一番年収が低い大学の卒業生とほぼ同じ年収となります。

日本で頑張って勉強し、いい仕事につこうとすることがバカらしく思えてきます。

中学生か高校生のときに何かメッセージを送れるならば、「日本の大学には行くな」とアドバイスすることでしょう。

ここでわかるのは、賃金を決めるのは「勉強や仕事の頑張り」では決してないこと。

グローバル賃金かどうかを決めるのは、どの国で、どの言語で教育をうけ、どの業界、場所で働くかです。

一番オススメされているのが、「英語で教えている大学で、コンピューターサイエンス」の学位を取得すること。

確かに、コンピューターサイエンスは需要がありますし、他の学部とくらべると、単位をとりやすいと思います。

というのも、経済学や文学部などのいわゆる文系は、レポートやディスカッションがメインとなるので、語学力の差がモロに成績に反映されてしまうから。

コンピューターサイエンスなどの理系では、レポーヤやディスカッションもありますが、知識を知っているかどうかや、実践のほうに比重が置かれるからです。

さらに、日本人は相対的に他の国の人たちよりも数学の基礎力が高いため、コンピューターサイエンスに適正があるといえます。

さらに、現地で学位をとることで、ネットワークと、就労ビザも手に入れることができます。

おわりに


「グローバル賃金」という蜜を知り、自分でも手に届くかもしれないと考えると、日本の賃金で働くのことに魅力を感じなくなってしまいました。

ですので、なんとしてでもドイツで仕事を見つけたいと思います。

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