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留学の新しいカタチ!? 海外の42校舎へ移籍

42には「キャンパストランスファー」といって世界各国の別の校舎へ移籍できる制度が存在する。

他校に移動するに際して「今いる校舎」と「移籍先の校舎」からそれぞれ許可を得なければいけない。

ありがたいことにぼくが今いる42 Tokyo側に特に条件はない。

しかし「移籍先の校舎」側の条件を調べているがなかなか見つからなかった。

唯一見つかったのがカナダの校舎のもので、ファーストサークルをクリアしていればいいとのこと。

以下原文

「It is possible to request a campus transfer after completing the common core (approximately 1 year). The Piscine and the common core must be completed on the same campus. It will be our pleasure to welcome you to 42 Quebec after your common core! Contact us at info@42quebec.com for more details.」

https://42quebec.com/en/foreign\_candidates/

「移籍先の校舎」側の条件に関しては、直接各国の校舎に問い合わせるしかなさそうだ。

ちなみに移籍後は、3ヶ月間経過するまで他キャンパスへの移籍はできない。

国の一覧(2021年11月時点)


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大きく分けると、ヨーロッパに20校、アジアに9校、アメリカ大陸3校、アフリカに2校、オセアニアに1校の42キャンパスが存在している。

以下が国別の校舎数だ。

ヨーロッパ
・フランス5校
・スペイン5校
・ドイツ2校
・ロシア2校
・ポルトガル1校
・イタリア1校
・スイス1校
・オランダ1校
・ベルギー1校
・フィンランド1校

アジア
・トルコ2校
・日本1校
・韓国1校
・アルメニア1校
・アラブ首長国連邦1校
・ジョーダン1校
・マレーシア1校
・タイ1校

アメリカ大陸
※シリコンバレー校もあるが、現在はコロナの影響で閉鎖中
・ブラジル2校
・カナダ1校

アフリカ
・モロッコ2校

オセアニア
・オーストラリア1校

https://www.42network.org/


各国の特色

・ウェブサイト
ウェブサイトがいい意味でぶっ飛んでいたのはドイツの42 Heilbronn校だ。

https://www.42heilbronn.de/en/

フィンランドの学校のウェブサイトも個性的だ。

他の校舎に比べてイラストを多用してておしゃれで、オリジナリティーを感じる。

フィンランドの校舎はそもそも「42」という名前ではなく「hive」という校舎名を冠しておりユニークだ。

https://www.hive.fi/en/

・パートナーシップ
ドイツのWolfsburg校はGoogleとMicrosoft、フォルクスワーゲンと、世界的企業がスポンサーしている。

この校舎はカリキュラムにインターンも入っているので、もしかしたらGoogleでインターンを受けれるかもしれない。

https://42wolfsburg.de/partnerships/

・インターンシップ
42 Tokyoではインターンシップはカリキュラムに含まれていないが、含まれている校舎も存在する。

大体1回のインターンが含まれているが、ドイツ(Heilbronn)とポルトガルにいたっては2回のインターンがカリキュラムに含まれている。

https://www.42heilbronn.de/en/curriculum/
https://www.42lisboa.com/en/curriculum/


ネックとなるもの

まずは言語だろう。

42の課題は基本英語とフランス語だが、実際にレビューをする際は相手の生徒が英語が使えれば英語だが、そうでなければ現地語となるだろう。

各国の英語能力は「英語能力指数 ランキング」でわかる。

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次の問題はビザの問題だ。

42は新しいカタチの学校なので、海外の42に入学、または移籍するからといって学生ビザは発給されない。

よって長期滞在するにはビザを自分で用意しなければいけない。
 
なおかつ大学ではないので、卒業後に就業許可証をもらうこともできない。

おまけ

「移籍後は、3ヶ月間経過するまで他キャンパスへの移籍はできない。」というルールが存在するが、日本のパスポートの場合、シェンゲン協定を締結しているヨーロッパの国で滞在できるのは「あらゆる180日の期間内で最大90日間」で、この期間内であればビザも必要ない。

ヨーロッパの校舎に3ヶ月間だけ行って、日本に戻ってくるというのもアリだと思う。

個人的に考えているのが、シェンゲン協定を締結している国で、なおかつ英語が流暢な国に3ヶ月だけいってみることだ。

オランダ、フィンランド、ポルトガル、ドイツが候補に上がってくる。

カナダはビザなしで6か月以内の滞在ができるので、カナダもアリだ。



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