Zennを使ったプログラマーのメモアウトプット術
ぼくは現在、42Tokyoのデータサイエンスの課題に取り組んでいます。
Pythonというプログラミング言語を使い、日々新しい知識を吸収中。
そして、その知識を形として残しておくのに最適なのが、エンジニアのための新しい情報共有サービス・Zennです。
エンジニアのための情報共有サービスは Qiitaが有名ですが、ユーザーインターフェイスがシンプルなZennのほうが、ぼくは好きです。
今回は、Zennでのシンプルなメモの取り方について、3つのステップに分けてご紹介します。
① 疑問に出会ったら、調べて回答を見つける
プログラミング学習中、必ずと言っていいほど「この関数ってなんだろう?」「このエラーの原因は何だろう?」といった疑問にぶつかります。
そんな時は、まずはその疑問を解決するために情報を集めます。
Google検索や、Pythonの公式ドキュメントなどを参考に、疑問点を一つずつクリアにしていきます。
もちろん、GeminiやChatGPTといった生成AIも活用します。
その際に、学びになった文言をテキストエディターにコピペしていきます。(ぼくはVScodeを使っています)
② 見出しになりそうな要素をピックアップ
疑問を解決したら、次はテキストエディターにあつめた情報を整理して、Zennの記事にするための見出しを考えます。
ポイントは、あまり大きな問題を取り上げないこと。
5,000字越えの記事を一つ書くよりも、500字の記事を10個書いた方が、メモとしても分かりやすいと思います。(もちろん、問題の大きさにもよりますが)
見出しの例として、「## そもそも~とは?」「## サンプルコード」「まとめ」など、読者が分かりやすい言葉で、記事の骨組みを作っていきます。
見出しの数は、少なくて2個、多くても5個程度に抑えます。
③ AIを活用して記事を書く
見出しができたら、いよいよ記事の作成です。
ここでは、AIの力を借りて効率的に記事を作成する方法を紹介します。
たとえば、以下のプロンプトをAIに与えて、記事のドラフトを作成してもらいましょう。
AIが作成した記事は、あくまで最初の草稿です。
AIが出力した文章と、最初にテキストエディターにメモした内容と合っているかどうかを確認し、誤った情報がないか、記述が分かりやすいかなどをチェックします。
とくに、AIが出力したサンプルコードは実際に動かして、意図した通りに動作するかを確認することが重要です。
上記の例では含めていませんが、記事の質があまりに低ければ、最初にテキストエディターにメモした内容を、見出しの下に箇条書きで含めておき、出力する記事に方向性を与えます。
また、内容がわかりやすく、勉強になった参考サイトがあれば、記事の終わりに「## 参考サイト」として、URLを貼っておき、いつでもアクセスできるようにしておきます。
おまけ:シームレスな作業環境
Zennでのアウトプットを効率的に行うためには、作業環境を整えることも大切です。
ぼくの場合は、以下の環境で作業しています。
・外部ディスプレイ: 画面左半分にコードエディタ(ターミナル)、右半分にウェブブラウザ(Arc)
・手元のパソコンのディスプレイ: テキストエディタ(VScode)
コードを書く際はターミナルでTmuxとVimを使用しています
(ファイルを行き来することが多い、大きなプログラムに取り組む際は、VScodeを使用)
文章の執筆にはVScodeを使用しており、無料で使え、機能が充実している点が気に入っています。
まとめ
今回は、Zennを使ったプログラマーのメモアウトプット術についてご紹介しました。
Zennは、技術的な内容を分かりやすくまとめるのに最適なツールです。
プログラミング学習の記録を残すだけでなく、アウトプットすることで理解を深めることができます。
また、一度調べた内容も、時間がたつと忘れてしまいますが、Zennにアウトプットをしておくことで、いつでも見返すことができます。
このブログが、Zennを始めてみたいと思っている方の参考になれば幸いです。
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