空手を習いたい、俳優になりたい
この1か月弱の長男(中1)の変化は、驚くべきものがあります。週末に私と一緒に買い物に出かけたり、先日は私と一緒にジョギングもしました。
不登校の保護者の集まりに参加したとき、
「いつか関心が外に向く日が来ますよ」
的なことを言われたのですが、そのときの私はうちの長男には絶対にそんな日訪れないだろうと思っていました。そんな長男にもこのように変化が訪れたのですから、もし現在、お子様の様子で悩まれているかたがおられたら、どうやら本当に関心が外に向く日が来るようですよ、と伝えたいです。
外出を始めたころから、
「空手を習いたい」
とも言うようになりました。かつての私は長男からこんなことを言われたら、すぐに空手教室を探して見学のスケジュールを予約していたのですが、そういうので空回りしてきたことが数多くあったので、今回はなるべくフラットに接し続けました。正直なところ、数日もたてば空手のことなど忘れてしまうだろうと思っていたのです。
ところが空手への熱は冷めることなく、自宅でYouTubeの動画を見ながら、見様見真似で空手を独学しています。おかしいなあ、こんな長男ではなかったはずなのだけど(いい意味で)。
さらには、
「俳優になりたい」
とも口にするようになりました。
実は私自身が、若いころ俳優を目指していました。自分と同じ夢を長男が語ってくれたことに、大変感銘を受けています。親バカのようですが、実際長男の演技力には光るものがあると感じていて、それを昔から本人に伝えてはいました。それがきっかけになったかは分かりませんが、俳優を目指す気持ちは本物のようです。まずは観劇をしたいと思って、ちょうどよいイベントがないかを探しているところです。これも大変うれしい出来事です。
このようなよい変化を記録しておきたいと思って、最近、noteを更新しています。不登校の子を持つ読者のかたには、むしろよい変化などまったく起きなかった過去3年間の記録のほうが有益かもしれませんが、正直、当時はnoteに書く気も起きませんでした。私の記事を読んで、3年もすれば変化が起きることもあるのだなと思っていただければ幸いです。
なお、我が家には、小4の娘、小1の次男がおり、いずれも不登校ですので、まだまだ悩みはつきません。ただ家庭内ではみな元気で明るく、楽しく毎日を送れていますので、とりあえずいまはこれでよいのだと、そういうふうに考えるようにしています。
P.S 明日発売のゼルダの伝説の新作を、娘をのぞいた家族全員が楽しみにしています。
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