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一夜限りの雪あかりで豚汁250人前を売る男の物語

2024年2月10日。岩手県西和賀町の年に一度のまつり、雪あかりに参加。去年は友人である、瀬川然のネビラキランドを雪でつくる事に集中し、ボク自身、何かを売ることはしなかった。お客さんが押し寄せ、道路を埋め尽くす光景を見て、「何かやりたい!」という少年のような気持ちに火がついた。去年の思いを綴ったのはこちら↓

「豚汁をやる!」

というのは、実は去年から決まっていて、絶対大丈夫!という鈴木寛太の悪い癖。裏付けのない自信があった。そんな話を友人の小野裕輝さんに話をしたら、キッチンカーで販売させてもらえることになった。小野裕輝さんはキッチンカーで県内外イベント等出店。「笑福食堂稲背」として活躍されている。以前からお友達になりたい!!と思い、去年の11月頃にスパークした!めっちゃ最近!

近所のスーパーみずかみで、10,000円分の食材を買い込んだ。店員さんにも、西和賀で豚汁250人前売りに行ってきます!←聞いてないのに言う笑

それで、キッチンカーでは、豚汁販売は一人で売る事だったので、1人はつまらないなー。という考えから、大迫高校の1年生を1人連れて行き、一緒に豚汁を販売することに。高校生の彼は地方留学制度を利用して、去年4月、東京から大迫高校に入学して、今も、おおはさまに住んでいる。

留学生については、こちらから。


豚汁仕込み作業。250人前の野菜を切る!ひたすら切る!

そんな彼は飲食の経験もないわけだったけど、どんどんやり方を吸収し、みるみるうちに、一夜にして成長した。結局豚汁は完売することは出来なかったけど(そもそも250人前の量は作れなかった笑)、お客さんが「ありがとうございました!」「ごちそうさまー!」「あたたまりました!」という言葉のほとんどは高校生の彼にかけてくれた言葉だと思っている。一夜限りのまつりで豚汁を販売する事以上に、たくさんの思い出が出来た。帰りの車の中でも彼の成長した表情をみて、ボクは1人満足してました笑笑
これからも、一緒にどんどんチャレンジやっていこう!

これは豚汁250人前を売る男の物語とタイトルを付けたが、結局、サムネにキッチンカーで黙々と作業をしている高校生の物語であった。ボクは横でヘラヘラしていただけ笑

ボクは豚汁かましてましたよ笑

キッチンカーの中では、裕輝さんのこれまでの人生の話から、くだらないバカ話まで、ずっとずっと笑いがたえないキッチンカーでした笑

裕輝さんのビックダディー感!
営業終わりにネビラキカフェのコーヒーで乾杯。

帰りの車の中では、ボクは「やー、今日は楽しかった!!」と5回は言っていた笑


かんた

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