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アラ還の新たな挑戦

 初めまして。桑島良紀と申します。今日からnoteを始めてみようと思い、初投稿をいたしました。まずは簡単な自己紹介と今後、どのような投稿をしていくかを簡単に触れていきたいと思います。

 さて、自己紹介です。投稿をした段階での年齢は57歳になったばかりです。プロフィールにも書いてありますが、2024年4月から大学院の博士課程に進みました。空き家・空き地関係の研究をしています。ストレートで終えても還暦での学位取得であり、〝アラ還〟になってからの新たな挑戦です。

 なぜ、空き家・空き地関係を研究しているのかと言いますと、大学を卒業して社会人になってから転職を繰り返し、一番長い期間(約25年間)住宅・不動産の専門紙の記者を続けてきたことが大きいです。転職を何度か繰り返し、人生で最も長い間関わってきた、住宅・不動産業界。そこで見聞きしてきて、得たものを形にしたいと考えたことが進学の動機です。

 40代は仕事をしながら、社会人向けコースで国際会計(中央大)と都市工学(東大)で修士号をなんとか取りましたが、その後に転職し、編集長や執行役員への就任で忙しくなり、研究を進める時間がなくなりました。こうした中で還暦を目前にして、博士号の取得を考えたという次第です。

博士号がたぶん必要になる

 この年齢になってなぜ博士?なの、趣味?と思われる読者の方も多いかと思います。自分にとって博士号は、これから生きていくのに自分に必要な〝スキル〟だと考えたからです。

 博士号取得で得られるのは何でしょうか?イメージとしては、専門家としてある学問分野を極めるということになるでしょう。ただ、それは一つの側面に過ぎません。博士号の取得は、未知の問題に対して、自ら仮説を立てて、周りを納得させるだけの成果を出して説得していく力を身につけることだと考えています。

 実は似たようなことは、多くの著名人の方や博士課程在籍者がSNSなどで発信していますが、内外から変化が求められている日本で生き抜いていくためには、我々の世代もこの力が不可欠だと思っています。

 海外では博士号取得は有力なキャリアパスの一つなっていますが、今の状況を考えると日本においてもいずれ同様のことが起きるのではないかと、個人的には期待しています。道は険しそうですが……。

 博士号取得者の新たなキャリアパスも含めて、人生後半の生き方を模索できればと思っています。

これからの投稿記事の内容は?

 さて、今後の投稿ですが、住宅・不動産分野のニュース解説のような形をメインに据えていきたいと考えています。単純なニュースというよりは、取材した内容を自分なりに分かりやすく提供できたらと思っています。

 ここでは視野を広める意味も含めて自分の研究分野である空き家・空き地関係にこだわらず、これまでのキャリアを生かした内容にしていければと思います。ときどき、雑談的な話題も挟むつもりです。

 いままで堅い文章ばかり書いてきたので、読みやすい文章が書けるようにがんばっていきたいと思います。noteもアラ還の新たな挑戦の一つです。

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