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大阪の一等地に生まれた緑とイノベーションの深い関係

 9月6日にJR大阪駅前の一等地に誕生した「グラングリーン大阪」が先行まちびらきは多くのメディアで大きく取り上げられ、大阪発の全国的な都市開発のニュースとして話題になりました。南北に分かれた敷地に全敷地の約半分を緑豊かな公園が占め、ターミナル駅前の公園としては世界最大級です。来年春に開業予定である大阪駅に近い南側のオフィスは既に75%が契約内定済みだと言います。開発を担当したのは、三菱地所を中心に積水ハウス、オリックス不動産、阪急鉄道など9社です。三菱地所の中島篤社長は「(オフィスの内定率が高いのは)緑とイノベーションに魅力を感じていただいている」と評価しています。

 先行まちびらきでは、公園の一部と北側街区の商業施設とイノベーション施設が開業しています。イノベーション施設には、大阪大学や立命館大学の拠点が入居していて、研究プロジェクトの実証実験や未来の学びの生成・多様なプログラムの展開をしていきます。

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