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「運と努力と人の縁」を掲げるわたしが、たった一度だけ接し方に困った上司とその対応方法の話

こんにちは!企業法務のカメ🐢(ほむかめ)です
今日はあらたな良縁に恵まれた日でした。
私って、やっぱりラッキーだなぁ。人に恵まれてるなぁ。って改めて思うと同時に、たった一度だけ接し方に困った方がいたことを思い出したので、その話を残してみようと思います。


「運と努力と人の縁」

まず、自分の自己紹介にタイトルをつけるならば、で
大げさっぽくなりますが…「運と努力と人の縁」を掲げています!

それはなぜかと言うと、新卒で美容業界に就職して、特段ビジネススキルも学もなくて、ホスピタリティだけが取り柄だった私が、全く違う業界・業種である経理職にジョブチェンジをしました。
その時はきっと、若さゆえのポテンシャルも見込んでもらえていたことと思いますが、とはいえ、ろくにスキルもない未経験を採用してもらえたことはラッキーだったなと思うし、さらにメンターになってくれた当時の先輩。この方に私はとてつもなくお世話になりました。
そしてなんとかかんとか5年くらいでいろんな事務系スキルを培ってきて、現在。非法学部卒で未経験ですが、またも縁あって今の会社で、法務というお仕事にかかわることになって、一人法務に。お仕事に関して初めて「これだ!」「出会えたかも!」って、実感できて。
ここまでのいろいろな経緯をお話しすると、今回の話題からすごくそれてしまうので割愛しますが、
結局とにかく、私はとても運がよくて、上司・同僚・後輩…一緒に働く仲間すべてにおいて、人の縁にかなり恵まれてきました

「努力」というのは、突出したスキルもあるわけではなくて、未経験でひとりだったからこそ、足りない部分をそれ以上の努力で埋めていく!常に自己研鑽、学び続ける姿勢を持ち続けていきたい!というマインドのことをさしていて、今までもこれからも、そうあろうと意識しています。(意識しないと、怠けるのでw)

「みんなちがって、みんないい」とはいえ…

「人の縁にかなり恵まれた」「運がいい」という話をしましたが、
よく周りでは、一緒に働く仲間について「あの上司は…」「すごい嫌な同期がいてさ…」なんていうネガティブな悩みや愚痴などの話を聞くことも少なくありませんでしたが、
私はそういうのは今まで社会人生活10年近く…一度もありませんでした。
怒られたことはたくさんあります!「なめてんのか~!」怒鳴られたこともあります(笑)。いわゆる、仕事ができない系の同僚もいました。いろんな人と出会いました。
その時々では、「怒られた怖いしょんぼり…」、「何でできないのさ!」「なんでやねん!」みたいな感情を一瞬抱くことはもちろんあります。
でもその時々、それで挫折することはないし、むしろそれらすべてが私の成長の助けにもなったし、一緒に働く人と仲良くなれなかったことはありませんでした。「みんなちがって、みんないい」なんて言いますが、ほんとそんな感じで。

しかしこの春、おそらく初めてであろう「こんな人いるの…?」な方に出会いまして、初めて、対応に困った。手詰まり!な感情になって
自分でもびっくりしたというか、そこから気づきもありました。

「こいつ、やなやつかも」

「こいつやなやつかも」みたいなものにも度合いがあって、許容できる範囲とそうでない範囲が人それぞれあると思っています。
今回の場合は、私の中でギリギリ許容できなくて、しかもそれが上司になった。というパターンでした。

法務としては一人法務なので、法務ではなかったのですが、
私は組織上、3部署兼務の人なので、そのうちの一つの部署で新しくマネージャーに迎えられた方でした。
どんな方だったかというと、たぶん、私だけに言っているのだなと思いますが、会話しているとしばしば、発言に「ん?」と思う部分があって、

・僕、それなりに偏差値高い大学出てるんだけど…(っていう入り)
・私、失敗しないので。(一瞬ネタかと思ったけど、ガチっぽかった)
・僕、実は、上場企業のIRやってたからさぁ~!(っていう割には、そのあと実際にどうしたとかそれでどうとかっていう具体的な話は聞けない)
・僕、基本的に仕事したくないからさw
・○○さん(私が仲良くしている先輩)は、陰でこんなことしているらしい(とか、陰口を言う)

ん?と思った発言例 一部抜粋。私調べ ※一人称はぼかしてます

たぶん、そういうのがすごくちり積もって、積もってきたタイミングで
「この人、私だめだ!」
に、完全になっちゃったんですよね。。
仕事したくない。とか、上司の口からは絶対聞きたくないワードトップ3に入れてもいいですね私は。お前がそれ言う?としか思えなくて(笑)
思うことはもちろん自由です。私だって仕事したくないときはたくさんあります。けど、それを口に出すか出さないかで、軽率な人なんだなぁっていう判断を下してしまいますし。
とにかくそれで、私自身がその人のことを全く信用できなくなってしまって。
単なる同僚だったら、まだ接し方も考えられたんだと思いますが、こういうタイプの方が上司になったことが今までなかったので、上司になるからにはある程度のリスペクト心を持って接したいのに、出会ったばかりでまだインプットの時期で特段実務やチームに貢献されてる方というわけでもなかったので、よくわからなくて、とにかく全く尊敬できなくて、さて困った。となってしまいました。一人だったので、どうしても誰かにアドバイスをいただきたかったんですが、内容が内容なので、だれにも相談できなくて。

社内では誰にも言えなかったので【法務互助会】で吐き出してみたら

前置きがすごく長くなってしまいましたが、そんなとき、法務互助会のとある集まりで、私が個人的にすごくリスペクトしている方々に、「ほんとに接し方に困ってて…」という相談がたまたまできる機会がありました。

そこでわたしにとっては目からうろこなお話をいただいたのが、
「そういう人なんだ。そういう方言なんだ。その世界線の言語なんだと思って放っておくしかない。」
ということをアドバイスいただきました。

文字にしてみてですが、もしかしたら、そんなの当たり前のことじゃん?と思われるかもしれません。
それでも、私にとっては、目からうろこだったのです。
ここで、自分の性格というか、ある意味臨機応変に考えられていなかったし、良くも悪くも素直すぎたな。っていうダメな自分にも気づけました。

全力で、真摯に人と向き合っていきたいっていう固定概念みたいなのが空回りしていたというか。人に対して、放っておく。という発想になることがあまりなかったからなのかもしれません。

そして、上司という立場もあることから、「当該新マネージャーの行為や発言が、実務にどの程度影響しているかっていう尺度で、ポジネガ含めモニタリングして、ファクトベースで情報を集めて今後の判断につなげればよい。日々の返しは、持ち上げすぎずのバランスよいあしらい方で粛々と対応するのが最善かも」なんていう具体的アドバイスもいただけて…。
(本当にありがとうございます)

もはや、法務としての相談ではなくなっていましたが…(笑)、
私の中で新たな、人との接し方、っていうひとつのスキルを得た感じでした!

さいごに

これ、匿名だからと書きたい放題で書いてますが、もしわかる人が見てしまったら、まずいかも。(笑)
色んな人と接してきたなと思っていても、ひょんなことで躓いて、思考停止してしまう。
わたしも、まだまだですね。精進します!



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