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認定訪問療法士の研修会に参加しました!

こんにちは!
訪問看護ステーションぴんころ代表の吹田です!

先日、認定訪問療法士の資格取得のための研修を理学療法士の森内と受講しました!

この認定訪問療法士という資格は、【一般社団法人 日本訪問リハビリテーション協会】という団体が、訪問リハビリテーションの実践において必要な、理学療法士・作業療法士・言語聴覚士に共通した基礎的な知識と技術および現場における対応・遂行能力を本協会が主催する研修会等にて獲得し、良質な訪問リハビリテーションの提供と多職種協働のチームの一員として活躍できる療法士を独自に認定する資格です。

この研修は、基礎研修・技術研修・応用研修の三段階の研修があり、今回は今までの研修の集大成である【応用研修】を受けました。

この認定訪問療法士の資格取得に動き出したのは、昨年の夏ごろで、半年ほどかけて研修に参加しました。研修はオンラインで行えるため、地方の我々にとってはとてもありがたいです。

参考:https://www.houmonreha.org/mypage/authorization/download/download56_20190207.pdf

この資格を取ることになったのは、弊社の理学療法士である森内からの提案でした。
私たちは質の高い看護やリハビリテーションを提供したいと常々言っていますが、看護やリハビリテーションの質とは数字で出てくるものではなく、なかなかわかりづらいものです。
どうやって質を上げていこうかという話をしていると、森内が『認定資格を取りましょう!ちょっと大変だと思いますが、利用者さんのために頑張りましょう!!』と言ってくれました。森内は訪問もすごく沢山回っており、日々の仕事はとても忙しいです。
そんな中、資格を取るために何時間も勉強して自分に負荷をかけてでも、利用者さんの為になるなら取りましょう!という彼の熱意に心動かされ、「頑張って二人で取ろうか!」となりました。
本当に、利用者さん想いの良いスタッフを持ったなとつくづく思います。

それから子供を寝かしつけてからオンデマンドの研修を夜な夜な受講し、朝から夜までのオンライン研修を合計3日間受講し、残すはいよいよ認定審査のみとなりました。

オンライン研修では、北海道から沖縄まで日本中の療法士とグループワークをしながら研修をしていきます。

先日の応用研修では、北海道の方と同じグループになりました。

その方たちと雑談する機会があり、ふと「北海道などの豪雪地帯では冬場の訪問はどうしてるんですか?」と聞きました。

すると、「まず利用者さんの家に行くまでに、雪の比較的少ない道を選んで時間をかけていきます。雪が多いと、大体駐車できないため、まず30分ほど雪かきをします。そこから駐車して、リハビリを40分から1時間ほどします。その時に雪が降っていたら自分の乗ってきた車が雪で埋まっていることがあるため、その雪を30分ほど雪かきしてから次の訪問先に行きます。」とおっしゃっていました。

「めちゃくちゃ大変ですやん!冬場は働くのつらいですね!」と話すと、「利用者さんのためなら頑張れます!」と…。

ほんとに素晴らしい心持ち。

感動しました。

雪のほとんど降らない淡路島で、「今日も寒いなぁ~」と利用者さんと話している僕には衝撃だったと同時に、もっと頑張らな!という気持ちがふつふつと沸いてきます。

その他にも、来ている療法士の方々は地域のリハビリの在り方や、利用者さんの生活をいかに良くしようかと考えている人ばかりでした。

研修内容もさることながら、皆さんのアツい気持ちに触れることで、負けてられへんぞ!!とモチベーションがさらに上がりました。

この研修で学んだことを生かしながら、日々利用者さんに向き合っていきたいと思います!!

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