【生徒インタビュー vol.5】 桵澤 來楠さん
こんにちは!スキフェス広報担当の三好です。
この記事では、スキフェスを企画運営する「見晴るかすコース」に参加する中学生たちを取り上げていきたいと思います。
今回インタビューしたのは、桵澤來楠さん。
見晴るかすコースに参加したきっかけや、実際にやってみての感想などお話をお伺いしました!
ーーまずは自己紹介をお願いします。
県北中学校 2年生の桵澤來楠です。
部活動は、吹奏楽部でトランペットをしています。
好きなことは、音楽を聴いたり、youtubeでゲーム実況を観たりすることが好きです。
「探究」することもすごく好きですよ。
ーー 「探究」することが好きか。もう少し聞かせてもらってもいいですか?
自分が気になったことはとことん調べるみたいなのが好きで。
小学3年生のときに「七夕って何なんだろう?」と思って、行事の七夕だったり、曲の七夕だったりを調べていったことがありました。
最初のきっかけは、学校の宿題で出されていた自学ノート。
何を書こうか迷っていたときに、お母さんから「自分が気になることを調べてまとめてみたら?」と言われて、そこから調べて突き詰めていくのが面白いなと思うようになりました。
ーー へえ、面白いなー。テーマ授業でやっていることもまさに同じことで。世の中にある物事に対して深掘りをしていけば、新たな視点で世界を見れるようになる。そうやって新たなものに触れる楽しさやワクワクを体感してもらいたいなと思ってるんだよね。
ーー じゃあ、ここからは見晴るかすコースについて質問していくね。今回、このコースに参加した理由は何ですか?
シンプルに、フミダス!プレコンやロゲイニングが純粋に楽しかったからです。
あとは、見晴るかすコースのコンセプト "好きを見晴るかす" という言葉を聞いたときに、最初は自分の「好き」が何かわからなくて。だから、このコースに入って、色々自分の「好き」について考えてみたいなと思ったからですかね。
ーー 参加していく中で、「好き」について見えてきたものはあるのかな?
そうですね。1学期のインタビューが一番大きくて。
「好きって何なんだろう?」って聞かれたときに、
例えば、 ”漫画を読むこと” とか具体的なものが出てくるのかなと思っていたけれど、意外と抽象的なキーワードを出して下さる方が多くて。
例えば、La4区の渋谷郷美さんの「楽しさ一滴」とか。
目には見えないけど、それを大事にしているというか。
具体的なものじゃなくてもいいんだって思えましたね。
ーー なるほどね。確かにね。私、小さい頃に「将来何になりたいの?」と聞かれてもよくわからなくて答えられなかったんだよね。
その質問自体が、何かしらの職業や仕事を答えなきゃいけないんじゃないかっていう感覚があって、適当に答えていた記憶があるな。別にそういったものはなくても、自分の中で大切にしたいことみたいな、抽象的なものでもいいんだなって気づけたのは大人になってからだったな。
確かに、プレッシャーみたいなものありますよね。
インタビューでは、そうじゃなくてもいいんだなって気づけました。
ーー いいね。そんな來楠が今回インタビューの質問「あなたの好きは何ですか?」に対して今答えるとすると何になるの?
そうですね….
「自分が何か考えて、モノじゃなくて、イベントみたいなかたちで、ヒトが行動するようなかたちで表すこと」かなって思います。
ーー なるほどね。表現の仕方はきっとたくさんあると思うけど、來楠がヒトの琴線に触れるような瞬間を作り出せるひとになれるといいね。
はい。ありがとうございます。
ーー そんな來楠さんですが、スキフェスに向けて今準備を進めていますけど、どうですか?
前回実施したロゲイニングよりも、集客人数が100名ということで、かなり大規模なものになりそうなので、すごくワクワクしていますね。
今回、小学部の生徒たちからの協力があるって聞いて、すごく嬉しかったです。駄菓子屋カフェだったり、チャリティーバザーだったり。
ーー そうだよね。今回のスキフェスがなかったら、こういった動きって絶対になかったと思うよ。
そう言ってもらえると嬉しいです。やりたいことを自由にやっていいよって言ってもらえる環境があるっていいですよね。
自分のやりたいことを実現してくれる大人がそばにいることって大事だと思うんですよね。自分たちの意見が否定される不安がないというか。
ーー そういう環境ってすごく大事だよね。ハルでも、スキフェスでもそこはすごく大事にしたいところだなー。
私がいま教育に関わっている背景には、來楠が話してくれたところを大切にしたいっていう思いがあるんだよね。多様な好きがあっていいし、それを自由に表現ができる環境づくりをしたいし、そういうひとが溢れているまちってすごく魅力的だと思うんだよね。
本当にそうですよね。そういうまちだったら、住みたいですよね。
ーー ごめん、めちゃくちゃ喋りすぎちゃいました。最後にスキフェスにかける意気込みをお願いします。
ハル史上最大のイベントになると思っています。
日常的に好きって感じるものは誰でもたくさんあると思っていて、イベントの中でそれを深掘りしてほしいから、たくさんのひとに来てほしいです。
何気なくある「好き」をもっと広げてほしいなって思います。
ーー みんながインタビューで実感した感覚を、参加者のひとにも感じてほしいね。ありがとう。
さいごに
今回のインタビューはいかがだったでしょうか?
今後も生徒たちのインタビュー記事を投稿していく予定ですので、チェックしてみてください。
「スキフェス2023」は、参加申込受付中でございます。
まちにあふれる「好き」がまるっと。ぎゅっと。つまったイベントですので、是非たくさんの方のご参加をお待ちしております。
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