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買うか迷った本を買うかはどう決めればいいか問題

私は仕事柄……というより習慣的によく本を読むし、それをはるかに上回るスピードで本を買うのですが、買うか迷って買わなかったことで後悔したことはたくさんあります。

その逆もあるのですが、そういう本は、天下の回り物だと思って古本屋さんに売ってしまいます。次にいい人に会えるといいなってな感じで。

売るときは、最近はバリューブックスの買取システムを使いがち。集荷してくれるのでめんどくさくない。残念ながら、職場の近くや職場への動線で地元の古本屋がないんですよね。

それはともかく、今回のテーマは、「買うか迷った本を買う基準はどこに置けばいいかどうか問題」。私の基準は、ひとまず4つくらいみたいです。


1.ZINEや雑誌を買うか迷ったらとりあえず買う

ZINEや雑誌のような、ある時期をすぎると入手しづらくなる本ってありますよね。独立出版社が出しているような本なんかもそうです。こういう本に出会い、買うかどうか一瞬でも迷ったときは、必ず買うようにしています。

買ったことを後悔することは少ないのですが、買わなかったことで思い出すことは私には結構あるので、とりあえず買います。電子版がある場合などは別です。

ただ、博報堂の『広告』などは、電子版で読むと全然違ったものになるので、こういうものも必ず紙で買います。例えば、下記の「流通」特集は表紙がダンボールになっていて、流通経路が細かく印字されています。つまり、納品先ごとに印刷部分を変えて納品しているということです。それに、読むためにはダンボールの波線部分をペリペリ剥がさないといけなくて、一回性が高いんですよね。


2.出版から10年以上経っている古典を買うか迷ったら買う

それから、絶版になりやすい出版社の出てからしばらく経っている本、絶版本なども、見かけて一瞬でも迷ったらとりあえず買います。特に古典系の作品です。文学とか哲学とかの、古びないやつ。

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