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香港の住宅事情、そしてこれからの住居

今は香港人パートナーと、彼の家族と一緒に住んでいます。(つまり実家に寄生している)
二人でマンションを借りることもできなくないですが、お金を貯めたい、、、ということで実家に住んでおり、彼のご両親にとてつもなくお世話になっています。

今日は日本とは異なる香港の住宅事情についてざっくりとご紹介します。

記載している内容はローカル系ニュースの、SCMPのこの記事から抜粋しました。英語なので外国人の貴重な情報源です。


①賃貸の場合

不動産エージェントを通して、マンションを借ります。家賃ですが、約40%の賃貸物件がHK$20,000(約30万円)を超えています。この感覚に慣れて、東京の家賃を聞いてもやっす、、って思うようになってしまいました。ちなみに香港の平均給与はHK$16,400(約23万円)ほど。新社会人になって一人暮らしなんていうケースは稀かなと思います。

香港人の場合、公営住宅に住むこともできます。実際に約330万(人口の約44%)の人達が公営住宅に住んでいます。HK$2,500(約35,000円)以下で借りられるところもあり価格の面で魅力的ですが、現在26万人以上が順番待ちの状態で、申込が通るには5年ほどかかるということです、長すぎ、、、。
借りるには、給与や資産額が一定水準を下回っていることや、年齢や身体の障がいなどのいくつかの条件があり、永住権の無い外国人は申し込めません。

②購入する場合

ここ十数年で新しいマンションはどんどん建設されてきましたが、投資用物件に買う外国人(主に中国人)も多く、マンションの購入費用はものすごく高いです。場所にもよりますが、夫婦と子どもである程度快適に住もうと思ったら最低でも1億円はかかるという感覚です。


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先日見かけた築6年のマンション価格の広告です。457スクエアフィート(42平米)でHK$8M(約1.1億円)、559スクエアフィート(52平米)でHK$9.99M(約1.4億円)です。港区的や世田谷区のような高級住宅街ではなく、いわゆるローカルの下町チックなエリアです。

一方、香港人であれば公営住宅を購入という選択肢もあります。香港政府は、低所得者向けの公営住宅の購入制度をいくつか設けているのですが、こちらも申し込みから更に抽選があり、なかなか競争率が激しいようです。

いずれにせよ、供給が明らかに足りていない香港の住宅でした。


これからの自分の住居

自分たちの家を買いたいです。もちろん予算的には厳しく、選択肢もとっても少ないのですが、今後も香港に住み続けたいので購入を考えています。

最近はモデルルームを見に行ったり、新築物件、築浅物件、などなど情報収集をしています。これから本当に家を買うのか、買える日なんて来るのか?!また報告します。

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