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好きなものは好き、嫌いなものは嫌い…これがいかにも難しい。

午前中は、
洗濯機を何度か回しながら、
ぼんやりと過ごしていました。

部屋にいる時は、
たいてい、スマートスピーカーで
ラジオを流しているのですが、

なんとはなしに
聴いていた番組の中で、
クロワッサンが紹介されていました。

元々、バターが好きなので、
クロワッサンも結構好きなのですが、
食べているとパリパリとカケラをこぼしてしまうので、
「もう、ものすごーーーく大好き!」とまではいかないけども、
まあ、好き、な部類です。

でも、
今日は、その紹介を聞いて、
頭の中がクロワッサン一色!
(描写がものすごーく美味しそうなのです!→気になった方は番組HPへ)

急いで、近くのクロワッサンを出すお店を検索したら、
すごく美味しそうなお店を発見!
ただ、「売り切れ次第終了」の文字が…

慌てて着替えて、洗濯物を干して、
戸締りをして出発しましたが…

残念ながら売り切れ、閉店でした( ;  ; )

お店の方が、すまなさそうに、深々とお辞儀をしてくださったので、
ぜひ、次こそは! と挑戦する元気が出ましたが( ^ω^ )

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で、
いま、その帰りに立ち寄ったショッピングモールで、
のんびり食事をしてこれを書いているのですが、
2つのことを考えていました。

1つは、
予定の特にない休日に、ラジオをきっかけに外出するなんて、
今までの自分にしては珍しい、いや、とても珍しことだな、と。

もう1つは、
まんざらでもない。いや、結構、楽しいことだよね、と。


もうずっと、
「自分にとって、なにが幸せなんだろう?」と考えてきました。

色々な人から、
「たった1つの答え」をもらおうとしてきました。


中年になり、
考えるのに疲れたり、
誰かの答えを忠実に実行することに疲れたりして、
この考えを仕舞い込むようになった時期もありましたが、

ひとりになり、
また、考えるようになりました。


「自分の好きなようにしたらいい」
「自由に生きたらいい」
そういってくれた人もいました。


でも、なかなか、そうはできませんでした。


振り返れば、
親も似たようなことを言っていましたね。
「あなたの好きなことをしてほしい。それが親の幸せだ」と。


ただ、
実は、その言葉に続きがあることに、
かなり早い時期から心のどこかで気づいていました。

本当は、
「あなたの好きなことをしてほしい。それが親の幸せだ」の後に、
「もちろん、親が好まないことを”好き”なんて言って
   やることはないでしょうけどね? やっちゃったら、怖いよ。」

なのでした。


そのことを、
「心のどこかで」ではなくて、
はっきりと目の当たりにした後からは、

自分が好きなことよりも、
このことが、誰の好みに合致するのか、を
考えることがどんどん多くなり、

気がついたら、
自分が何が好きなのか、
よくわからなくなっていました。


こじらせ中年ですね ^^;


今でもやっぱり、
「これが好き!」と言ったり、
「好き!」と思ったものに、しっかりと時間とエネルギーを費やすことに、
抵抗があります。


「もういい歳だから、こんなものを好きと言ったらまずいよね」
なんて思ってしまうし、
誰かに話すときも「いい歳して恥ずかしいんだけど」なんて”保険”をかけて
話だします。

自分の大好きなものや、自分自身の『好き』という気持ちを、
「こんなもの」呼ばわりして傷付けなくてもいいのに。


嫌いってこともそうです。
そんな言われ方は嫌だ、
そんな扱いは嫌だ、
やりたくない!

なんていうことも、
なかなか難しい。

「いい歳をして、わがまま言えない」
「大人なんだから、みんなと協調して」
なんて、心の中の”誰か”が言ってくるわけで…


もちろん、
わがままが酷かったり、
誰かを傷つけたり、
責任を放棄したり、
なんていうのは、やっぱりマズイし、
自分も辛い気持ちになるからやりたくはない。

でも、
どういう行動を選択するか、ということと、
そのとき感じた気持ちを大事にすることは、
違うことでいいと思う。

なかなか、実行は難しいけれど😅


まあ、
難しいんだけど、

ちょっとしたことでも、
好き!と思ったことを追いかけて、
それで、自然と、嫌いなことから遠ざかっていく、

というのが、
ひょっとしたら今の自分の幸せを増やすことかもしれません。


ちょっとずつ、
そういうことができる自分になっていくのもまた、
面白い年のとり方なのかな?


また時々、
好きなものや、好きになったもののことを、
こうしてかけたらいいなあと思います。


ところで
これも好きです。

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さっきまで読んでました。
中年としてどうかな? と思っちゃうのですが、
こういう、ストレートなやつ、心が動いて好きです(^^)



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