[読書メモ] 人生のレールを外れる衝動のみつけかた
普段Notionに書いてる読書メモをnoteにも書く実験的投稿。
人に最低限見せられるくらい読むことでインプットの濃度が増すのではないかと思っている。まずはハードル低く続けよう。
衝動とは
モチベーションでは説明しきれないような熱量と継続性。幽霊が帰依したような行動。非合理で不可解。
偏愛とは個人的な具体的な欲望のこと。マツコの知らない世界みたいなイメージ。
衝動が形を持った時偏愛になる。つまり偏愛しているものを一般化すると衝動が何かわかる。
衝動を知るために、偏愛しているもののの何も楽しんでいるかの解像度を上げよう。
衝動は唯一の生き方を決めるものではない、楽しさが損なわれない限り他の衝動の表現方法に横転できる。
衝動を見つけるには
何を好んでいて何を嫌うかを多角的に調べる。
セルフインタビューが偏愛を掘りさげる。
どのようにして衝動を暮らしに実装するか
関心のない目的を課せれそのための行動を強いられると人は苦痛を感じる。 他人の目的に生きては、いきいきと生きられない。 だが自分の衝動だけで生きてることもできない。
衝動を暮らしに実装するとは、衝動から目的を生み出すこと。
目的は知性で衝動に働きかけることから生まれる。
具体的には次のプロセス。
環境の観察 周りを観察する。山道を歩く感じで環境を注意深く観察する。
記憶を探索する
意味を判断する。
衝動と計画性について
衝動に基づく生き方は、計画性があってもそれは弾力性を持つ。
目的はゴールではなく、衝動に合わせて選ばれるもの。
衝動は持続性を持つ。でも特定の目的へのこだわりではない。
手元の目的に変更を加えながら進む。
終章
マルチタスクの時代になっている。
「誰でもいいが関わりたい。でも人からも代替可能な一人だと思われている」という寂しさを皆が持っている。
生活の楽しさの中心を、衝動が駆動する趣味に置くことで寂しさはなくなるのではないか。
[感想]
目的は知性で衝動に働きかけることから生まれる。
衝動に基づく生き方は、計画性があってもそれは弾力性を持つ。
目的はゴールではなく、衝動に合わせて選ばれるもの。
この考え方は刺さった。
この本にも書かれていたが、現代はキャリアデザインを決めて逆算で山登りしていくのを理想と考えがち。
だがその時の衝動に合わせて適宜目的を設定するほうが、柔軟で楽しそうなのは、イメージがつきやすい。ちょっとアジャイルっぽい。
自分も自身の衝動に蓋をしてるかもしれないという気づきがあった。
あえて、反論を上げてみる。
衝動に合わせて動くことで、未来を狭めるような不可逆な動きをしてしまわないのだろうか?
まあ、これを衝動でレールを外れることを否定するのは前提の破壊になってしまうが。
[Next Action]
まずは今自分が持っている衝動をふかめきってみようとおもう。
サービスづくりがしたい気持ちに正面から向き合おう(本業と個人開発)
[書評]
各章末にこれまでのおさらいがあるので読みやすい本だった。また、具体例が多いので飛ばし読みでサクッと読むのもできると思う。
終章の話は同意する面はありつつ、ちょっと唐突にも思えた。
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