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プロ野球地方興業を追っかけてみた#3 【旅行記#18】

みなさんこんにちは。たんぼです。8月後半の振り返りになります。
お盆を過ぎて、プロ野球シーズンも終盤戦。順位争いが白熱してくる中、選手もファンもピリピリしてきます。見据える先が今年なのか来年以降なのかは別ですが。地方開催は最終盤に入り、9月以降は本拠地でのガチンコ対決に移っていきます。といってもバファローズはもはや蚊帳の外なのか、つまらない蝿・蚊と格闘させられています。

火曜日の前橋開催 8/20

群馬県前橋市。東京から電車で2時間半。新幹線を使えばもう少し早くなるだろうが、仕事の移動ではないので在来線で。スカウトがきたから話を聞いてやるつもりで入れた会社との面談が空振りに終わり(なぜこちらが興味を持っていると思い込んでいるのか?)、大急ぎで新宿駅へ向かう。

湘南新宿ラインは都心の路線にしては案外本数が少なく、高崎まで1本で行こうとすれば1時間に1本と、案外シビアなものである。ロングシートに2時間揺られ、高崎で両毛線に乗り換え。10両に分散していた人間が4両に凝縮されると思えば、なかなかな混み具合である(全員が行くわけではないが)。

以前から「前橋駅」のホテルを予約していたためそちらに向かうが、これが失敗だった。球場までのシャトルバスは「新前橋駅」から出ており、利根川を渡る必要がある。確認不足ではあったが、球団もしっかりアナウンスをしてほしいと思ったり。

前橋駅と新前橋駅の距離感。球場も遠い。

前橋駅からも球場付近へ行くバスはあったのでそれを使った。最寄りの停留所から歩くこと約15分(野球場へ向かう速さなので、通常は1.3倍くらいかかりそう)。ついにこんにゃくパークのおひざ元、上毛新聞敷島球場に到着。

地方球場オタク泣かせの外観を邪魔する樹木。周囲にいっぱいあるんだから、ここにはいらなくない?

意気揚々と外野応援席へ向かうが、「席」がない。コンクリートにスペースを割り付けているだけで、ここに座らせるらしい。日中の晴天のおかげでポカポカを超えてアチアチである。豊臣日出吉もいらんことをしてくれる。帰り際でも温かかった。青ヶ島のひんぎゃを思い出す。

どこまで通路で、どこから座席なのか。

スコアボード越しに見る榛名山を楽しんでいたら試合が終わっていた。コンクリートより冷えた試合を見せられてウンザリ。もう行きません。(缶ビールが600円と知り買わず、素面で最後まで見た感想なのでガチです)

帰りのバスは大混雑。新前橋も前橋も夜10時になると店が閉まりだす。仕方なく前橋駅前のマクドナルドで夜食を済ませ就寝。
翌日は仕事のため観光はほぼできなかったが、県庁所在地でこの分散度ならば、車がなければ観光はかなり難しいだろう。少なくとも野球関係ではもう行かないと思う。

水曜日の長崎開催 8/28

この週は大阪で仕事があり、中休みを取って1泊2日の長崎遠征を計画していた。が、台風10号の気まぐれ巡業に振り回され泣く泣くキャンセル。幸い宿と飛行機のキャンセル料は取られなかったので、痛手はなかった。ここまでは。

なのに、なぜ試合をしている??そしてなぜ勝っている???

外野席に4000円出したのが馬鹿らしくなる。しかも相手球団の懐に入るのだから。バファローズは京セラドームにこだわらずもっと外に出なさい。そうしたら行ってあげるから。逆にそうしてくれないと行きませんよ。

振り返り

5月の日本縦断ツアーをはじめ、地方遠征にほぼ全試合帯同してみるという、見る側にとってもハードな移動をしてみて、選手の苦労を一部ではあるが感じることができた。長崎の試合後も、福岡に避難して無事に仙台まで行ったというのだから、相当ハードな移動であっただろう(試合翌日、長崎空港はほぼ全便が欠航に。行っていたら帰れないことが確定していた。危ない)。
各地の球場を回ることができ、主要本拠地以外でも野球を見る楽しさを再発見できた気がする。来年は全部とはいかないが、めぼしい球場・場所には引き続き訪れたいと思う。

P.S. 近鉄で名古屋から帰阪するとき、伊勢中川デルタにて。某YouTuberの広告はもうなかったね。

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