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#46 国歌セイチョウ⁉

もうすぐ、わが子の卒業式。

しかし、昨今のご時世により、在校生の出席はなし、列席できる保護者も1人までとなっている。

しかも、最近子供がYouTubeでこちらを見まくっているので、せっかくの感動的な歌がダイエット推奨曲にしか聞こえない弊害が起きているし。

なぜか着用するたびにきつくなっている礼服が、まだちゃんと着られるかどうかも確かめておかねば…。

ただ、学校から配付された卒業式についてのプリントをよーく見直してみると、見慣れない言葉が書いてあった。

note台紙2

「国歌清聴」「校歌清聴」

「『斉唱』じゃないの?」

「そうだよ。歌わずに、ただ聞くんだよ」

そうか。コロナだから、歌うこともできないのか。でも、まだ式ができるだけでもいいのかな。

ところで、ライター兼校正者として一つ気になったのが、この言葉。

清聴…相手が聞いてくれることに対する尊敬語 
(例)「御清聴に感謝します」
静聴…講話などを静かに聞くこと 
(例)「御静聴願います」

意味からいうと、「清」じゃなくて「静」のほうの「静聴」ではないのかな? 

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