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ほとりのごはん

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投稿している手作りごはんをまとめました。
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#旅行

ほとりの夕食が「食でQOLを向上したい管理栄養士さん監修」になりました その①

からちゃんがなかまになりたそうにこちらをみている。 なかまにしてあげますか? ということで、からちゃんこと筆者が経営しております農家民宿・島旅農園「ほとり」の夕食がこの度管理栄養士さん監修になりました! 監修してくれたのはこの方! 通称、ぽなちゃん。いっつも美味しそうな料理とエッジの効いたボケを織り込んだ記事を投稿している方です。また毎度記事が不思議な自己紹介から始まるという。 個人的には記事の内容と同じくらい、つかみの自己紹介を楽しみにしています。 というわけで、

お客様とGWとお料理と

皆様GWはいかがでしたか? 島旅農園「ほとり」は類を見ないほどにドタバタしておりましたが、無事GWを終えました。 今振り返ると、「ずっとお料理していた」ような。ということで、ざっと振り返ってみます。時系列バラバラですか、お許しをば。 朝食日によってややメニューは変わりますが、だーっと紹介します。 夕食BBQBBQのお客様には、畑のお野菜を差し入れることにしています。 おまけーーー 個人的におすすめなのは、玉ねぎの葉の天ぷらです。ごはんのお供にも、お酒のアテにも。春をぜ

晩春の朝ごはん in 島旅農園「ほとり」

4月末や5月は、たまねぎやエンドウ類が美味しくなる時期です! いまウチの畑でも、エンドウ類が旺盛に実をつけています。 一方で、5月は春野菜が終わり始める時期。ほとりではそれを逆に利用して、いま時期だからこその「大根の実」「ネギの蕾」「玉ねぎの葉」などをメニューに盛り込む予定です。 農家が営む宿ならではの素材を「ほとり」でお楽しみくださいね。 ★GWのご予定が決まっていない方は、ぜひ香川の離島まで! 5日と7日なら、まだ空いております!! ※ほとりの食事は法令遵守の観点

カサゴとメバルの唐揚げ【釣り上げ後1時間な島料理】

ひっさしぶりに料理の記事です。 最後にいつ書いたか思い出せないくらい・・・。 しかもこんな記事を投稿しといて、翌日料理記事を投稿するという。 閑話休題。 最近農閑期に入ったこともあり、釣りを始めました。島に移住して2年弱になりますが、ようやく重い腰が上がったというか。 というのも、先日ウチのお客さんにと島民の方がカサゴを差し入れくださいまして、煮付けてお出しするととても評判が良く・・・ こりゃ農家の私とはいえ、「こんなに喜んでくれるなら、俺も魚釣りたいな」と思ったのです

かわいいは作れる、タバスコも作れる【唐辛子農家のタバスコ作り】

とはいっても、元からかわいいんですけどね。うちの唐辛子。 というわけで、11月現在、唐辛子・香川本鷹が最も瑞々しく美味しい季節となりました。収穫も頻度が上がってきておる今日この頃です。 さてさて今年も来年に向けて、タバスコを仕込みたい。 赤唐辛子の多くは商品として出荷しているので、青タバスコを作ります。 というわけで出荷しない規格外品を集めてきました。何百本も実をつける唐辛子たちでありますから、中にはあまり大きくならない子たちもいます。ただ味は変わりません。しっかり辛く

26歳独身男が離島でカフェランチ感を全力で醸してみる

2021年10月某日。築95年の宿で、カフェランチ感を出す試みが始まった。 さて、カフェランチ感とは一体何なのだろう?それは極めて抽象的で、実態のないものに思えた。 離島で宿を営む26歳独身男。日頃の楽しみはプロ野球チーム・オリックスの試合結果と島の人からもらった芋焼酎を湯割りで飲むことくらいだ。そんな野郎がカフェランチ?と思った方も多いだろう。 しかし、こんな私には隠れた一面がある。雑貨屋とカフェを巡る趣味、そして「オズマガジン」の定期購読である。私が知る限り、男女と

唐辛子農家の葉唐辛子みそ

今季より出荷を前提に本格的に栽培をし始めた島の唐辛子・香川本鷹。 ようやく赤く色づき始めてはおりますが、香川本鷹らしい大きな実が少なかったり、成熟するのが遅かったり、完全に唐辛子から洗礼を浴びているそんな毎日です。 収穫がようやく始まったところなのに、何だかすでに来年への反省ばかりが頭によぎります。また業者様にご迷惑をかけ、個人さんへの販売も開始したいなとは思うのもの踏み切れず。 書き始めると後悔と来年への反省ばかりになってしまうので、この辺で。 ただ少ない・遅いなりに、

音も味のうち

ロックグラスは持っていた方がいい。酒を飲もうが飲まないが。 グラスと氷がぶつかると何とも言えない音がするからだ。 「いい音」 ロックグラスに梅酒を注ぎお客様のもとへ運ぶと、そんな第一声が聞こえてきた。いま、私の宿ではお泊まりいただいたお客様には、島で採れた梅や甘夏を漬けた果実酒をお出ししている。 ただ私自身は自家製酒に関して、島のおばちゃんたちのように長年の勘が磨かれているわけではない。そのため、本当にこの酒に満足いただけるのであろうかと疑心暗鬼でもあった。氷砂糖や黒糖

採れたてバジルの自家製フォカッチャ

コンビニもスーパーもないような島暮らしでは、案外食べられないものがあります。 パンです。定期的な買い出しで購入することもありますが、たとえば食パンやバケットは案外かさばるので、あまり頻繁には買いません。冷凍できるとはいえ、サイズがね・・・ ただパン好きな私としてはやはりどうしても食べたい。ただ家でパンを焼くとなると二次発酵だとかナントカカントカ言われて面倒くさいの嵐。 そんなとき見つけたこの記事。 紹介されていたのがフォッカチャ?フォッカッチャ?フォカッチャ?です。 家

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イタリアンパセリのペペロンチーノ

摘心バジルの採れたてジェノベーゼ

随分と気温も上がりはじめた今日このごろ。 春に種をまいた作物もずいぶん大きくなりました。 さてさて私が購入苗ではなく、自分で種から苗作っているのは、島原産の唐辛子の「香川本鷹」とスイートバジルです。 小さな頃のスイートバジル スイートバジルはナス科の植物(唐辛子、トマト、ナスなど)と混植するとカメシムなどの害虫が減るのだとか。トマトなんかは味が良くなるそうです。このように良い組み合わせとなる植物をコンパニオンプランツといいます。 現在香川本鷹を160株くらいは栽培する

トルコのピザは舟形でして

トルコにもピザ、いいえ「ピデ」がございまして。トルコでピザを食べるってあんまりトルコ旅行としてはイメージが湧かないかもしれませんが、トルコにもピザ屋が数多くあります。しかも本格的な窯焼きだったりもして、ぜひトルコに行かれた際には立ち寄ってみてほしいところです。 さてさて家でもトルコ料理を真似しようと試みている2021年。フォロワーさんからオーブントースターでピザを作ると美味しいとのアドバイスをいただいて、週に一回程度ピザづくりに勤しんでおります。 レシピはこちらから 材

〈トルコ料理〉ナスのドルマ

ドルマとはトルコ語で「詰める」という意味。ナス・ピーマン・ズッキーニをくりぬいてそこに米やひき肉を詰めてトマト味で煮ていきます。 今回は「日本トルコ協会」のレシピをできる範囲で真似して、昔トルコの友人に教えてもらった調理法を思い出すことにしました。 ※我が家には合いびき肉しかなかったです・・・ムスリム国家のトルコでは豚肉は手に入らないのですが ※我が家にミントとパセリがなかったので、今回はオレガノとタイムで代用しています。よくよく考えればミントくらいその辺に生えてた・・・

色んな意味でほろ苦い「菜の花パスタ」ができるまで

今回は結果から。おかげさまで美味ししくできました。梅干しとバターがこんなに合うとは露知らず。菜の花のほのかな苦みには春を感じずにはいられません。レシピは中嶋るかくさんのnoteからぜひ。 さて、今回はパスタを作るまでの話です。 ーーー 今年は秋ごろからカブを長らく栽培してきました。とはいえ、あまり思うようには売れず、殊赤カブにおいてはほとんどが売れ残り、以下のように。 2月も終盤に入って気温が上がり始めると、あっという間にお花畑になってしまいました。遠目で眺めてい