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Q.高野山はどんな場所にある?

高野山や弘法大師空海について、1分で簡単にまるっと高野山法徳堂が答えます。

A.和歌山県の標高1000mの頂きにある東西6キロメートルに渡る盆地。そこに数十の寺院があり、日本のマチュピチュとも呼ばれる。

まず、 よく勘違いされることですが、「高野山」という名前の山は存在しません
※高野山という住所はあります。

では、高野山とは?

標高1,000m前後の8つの峰に囲まれ、約標高800メートルほどの場所にある盆地のことを高野山と呼びます。

多くの方が驚くと思いますが、山頂に到達するとそこは標高800m超とは思えないほど、平坦な土地が広がっています。
高野山内に入ると、寺院や街並みや人々の生活が目に入ります。

約3000人が高野山で生活を送っている。
そのうち、僧侶の数は600人~700人と言われている。

なぜ、空海はこの場所を選んだのか?

空海が高野山を修行道場に選んだのは、 8つの峰々に囲まれたその姿が、「蓮華の花」に守らているように見えた からと言われる。

仏教で神聖な意味を持つ蓮華というに似ている地形に着目し、高野山は別名「八葉蓮華」とも言われることもある。

高野山の雲海

朝方には雲海が見られ、自然のダイナミックさを感じることができる

まとめ

高野山という名前の山がないというのは、人によっては意外なことだったのではないでしょうか?
仏教にまつわる主要スポット以外にも、大自然を体験できる雲海や星空体験なども、おすすめです。

建物などは、空海の活躍していた時代からさまざまな変遷があり、今の姿になっていますが、自然はほぼ当時のままです。
「空海はどう思って見ていたのだろう?」と思いにふけると楽しいです😉


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