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パパママホテル 第7回 ベルモントホテル

川沿いの風情があるホテル。浅草橋駅からほど近い川沿いの場所にそのホテルは建っている。

ベルモントホテル

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その外見はなかなかパリッとしており、パパママホテルと言うには、かなりハードがしっかりしている。そして、パパママホテルらしくなく、週刊ホテレスの売上高ベスト300ホテルにも掲載されていた。

ベルモントホテル
開業 1984年4月1日
客室数 82室
延床面積 3,650㎡
(上記情報は週刊ホテルレストランより)

せっかくなので「勝手にケーススタディ」シリーズと同様、売上及びKPI情報を載せておく。

宿泊部門 227百万円
料飲部門 63百万円
宴会部門 69百万円
その他 na
総売上 359百万円
㎡あたり売上 98,356円
客室稼働率 81.0%
ADR 8,863円
RevPAR 7,179円

つい、GOP推計がしたくなるので、それは後日、そっちのシリーズで書く。

一番下の写真の通り、現地訪問時にロータリークラブの集まりがおこなわれていたが、この料飲部門と宴会部門の小ささがなんとも可愛い。ランチ、ディナーも営業しており、なんと2店舗あって、この売上規模。

例えば、朝食だけは以下のような売上が予想される。

客室数 82室 × 365日 = 29,930室
29,930室 × 81.0% = 24,243室
24,243室 × 1室平均宿泊者数 1.3人(HP見ると意外と広い部屋が多いけど、これぐらいかと) = 31,516人
31,516人 × 喫食率 30% = 9,455人
9,455人 × 1,000円 = 9,4百万円

残りの54百万円はランチ・ディナーで、鉄板焼きがカウンターだけだったら、売上推計ができそうだけど、後ろにテーブル席もあるので、今度実際に食べに行ってみて、ランチ・ディナーの分解をしてみようと思う。ちなみに、2店舗あって、レストランの方がランチ・ディナー営業していて、鉄板焼の方がHP見る限り、ランチメニューが出てこず、ディナー営業しかしていなそうなので、54百万円を3つに分解する必要がある。さて、いつどちらのレストランで食べれば、一番簡単に分解することができるでしょうか?

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サポート→ホテルで使う→note→サポートというサイクルが回ると素敵ですね。