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ボランティア/福祉

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ろうあ者との出会いから手話、要約筆記、点字そして盲ろう者ガイドヘルパーの経験談。 障がい児•者施設や高齢者施設勤務を通じて感じた事を綴っています。
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#高齢者

ボランティア活動豆知識

助け合い・支え合う社会を目指して 「ボランティア活動」等を通して知った事を紹介します、このサイトが最初の一歩を踏み出すきっかけとなれば嬉しいです。 ボランティアについて「ボランティア」の語源はラテン語の「ボランタール(自由意志)」、フランス語の「ボランテ(喜び、精神)」といわれています。 一般的な意味は「志願者、篤志者、奉仕者、自ら進んで社会事業などに参加する人」です。 - ボランティアの4原則とポイント - 1.自主性・自発性 他から強制されたり、義務としてではなく

人生の化学反応•障害者運動と関わりで想うこと

鈴木真奈美さんのYoutubeカフェ「PLAN75」の映画シェアを見て心に響くものがありました。 「75歳以上の高齢者が自ら死を選び、国が支援する制度”プラン 75”施行後の日本を舞台に、命の選択を迫られる女性の姿を描く。(HPより)」作品です。 鈴木真奈美さんのブログ「大切にされない関係や環境に慣れてはいけない」何か現状の苦しさに原因に通じる感じがしました。 ある会社概要を見ていたら「障害者のこと」が気になって読み放題の電子書籍を読みました。 30年前でしょうか障害

高齢者介護を初めて1年

2015年1月に介護職に就いて7年経ちます、介護職と言えば一般には高齢者介護が思いつきますが私は障害者介護(支援)5年、障害児支援1年が主たる経験です。高齢者施設は数件変わって通算して1年ちょっとが過ぎました。 気づけば70.80と利用者さんの声をよく聞くようなりました。そして普通に座って居ても認知症の方が分かるようになりました。 多分着ているものが周囲の方より明らかに若い、勿論好きで来ている方も居ますかそんな方は発する雰囲気も明るい。話しをすると少女時代や働き時代に戻っ

遣り甲斐/生き甲斐を喪失中!何か役に立てることは?

原因不明の低テンションが続いています、そこで元気を頂けるのは高齢者のさりげない優しさです。 介護施設でのささやかな楽しみは認知症の方に座席やトイレをさりげなく案内して時に利用者さんがホッとされたり笑顔にた、思い出を楽しく話される時です。数分後にはその話しも忘れていますが何度でも話しを聞いて元気を頂いています。 ヘルパーさんの参考になればと思い高齢者施設で苦手だったリクレーションや入浴介助のサイト紹介です。 前職よ高齢者施設で使っていた「今日は何の日」と「日本昔話」のサイ

認知症利用者の不穏行動の裏にある不安に目を向けると

認知症の方って自分の席や部屋から一歩でも出ると戻り方が分からなくてウロウロされます。短期記憶力は低下してもプライドは残ってるいるので、なかなか自分から元の場所は聞きません。 それを察知してさり気なく席なり部屋を教えて戻れた時の笑顔は忘れられない。 好き好んで不穏になる訳ではなく理由があります。それは丁寧な説明もないまま急かされての不安から不穏行動に出たりします。それを怒るから更に悪化する負のスパイラル、不穏行動の理由を丁寧に聞きとって不安な気持ちを共感して対応すると落ち着

介護現場(高齢者)で役立つ傾聴

SNSで知った「オンライン傾聴講座 基礎編(無料メール講座)」を学びました、とても奥深い内容である上で無料ですのでお勧めです。 「同じ話ばかりの繰り返し」「意味のない話」介護の現場でよく耳にする言葉は傾聴を使うと解消されます。会話の視点が変わるからです、「介護現場を変える傾聴について」の動画紹介です。