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『きのう何食べた?』完走感想

【観始めたきっかけ】
いつも、晩御飯を食べるときにはテレビ番組を観ながら過ごすタイプです。食事にかかるのはだいたい20分~30分。たいていのドラマは1時間なんだけど、この作品は30分。ちょうどいいじゃんラッキーと思って視聴決定。

タイトルだけじゃ思い出せなかったのだけど、この作品も原作漫画の試し読みをしたことがある。ケンジは原作にとっても近い顔だなぁと思ったのが最初の感想。

【感想(殴り書き)】
・軽い気持ちで観始めちゃったけど、とんでもないよ、こんな心温まる作品他にあんのかマジで…。
お互いがお互いの事を大好きで、その生活を大事に思っている。そのことに気づいていく。大きな事件がたくさん起きるわけじゃない(なんならコメディ要素多い)。好きな人とごはんを食べて、日々を、暮らしを、綴っていく。ただそれが至上の幸せ。こんなにきれいな恋愛が、素敵に思えて仕方なかった。ゲイとかそういうの関係ないな、って。

・史郎さんの成長。1話にて、ケンジが二人の暮らしをベラベラしゃべることに対して怒って(このときは堂々とできない自分にも腹が立ってたんだろうか?)いたのに、最終回で「もういいんだ」って吹っ切れていましたね。

料理を作って、一緒に食べる。時には友人と一緒にご飯を食べる。
その時間を、彼らは、味わって過ごしている。

食事を人と、大事な人と共にするということを、最後に楽しんだのはいつだろう。
平日は仕事で疲れて、腹を満たすことだけを考えて、冷凍食品をがっつき、休日は一人でドラマや映画を観ながらのごはん。
それも別に悪くないし、好きでやっているのもあったけど。この作品を見ていると、食事というものが、ただ腹を満たすだけの時間じゃないよなってことを思いださせてくれた、ような。

・史郎とケンジの家が、もーほんとにおしゃれ。整頓されているに加えて、落ち着いたおしゃれな雰囲気。加えて、使っている食器もセンスがいい。

1人暮らしを始めてまあまあ経つけど、使っている食器にこだわってきたことはなかった。これを機に、色々揃えてみようかなって思っている。みんな食器ってどこで買っているんだろう。

・西島秀俊がイケメンでした(ありがとう世界)

・ゲイならではの悩みとか、その家族の葛藤とかも描かれているけど、「こういう悩みがあるのか」って思った。こういう人たちは、こういうことで悩んだりするのかって。狭いコミュニティで出会い、その中でつつましく生きているけれど、相手の事がとにかく大好きなのが、ほほえましかった。

・志賀廣太郎さんのお父さん役、とっても良かったです。志賀さんのことは、『三匹のおっさん』で知ったのだけれど、もう愛されるおじさんの役がぴったりはまる俳優さんで、いいなぁって思ってました。

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今はお正月スペシャル編を視聴中。こちらは有料レンタルしました。
2話、ジルベールわたるが料理をしているシーンにて、白シャツで料理したら汚れ落ちないよ…!ってハラハラした。
でも作っているのがおいしそうで仕方ない、鍋食べたい。

2021年に映画ですってね!!!早く来年になってほしいです。

【終わりに】
「みんなのフォトギャラリー」より、画像を使用させていただきました。
この機能いいな~自分の気分と記事に合う写真を探して、それを使えると嬉しい。自分のカメラロールにはちょうどいい写真ないしさ。