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Episode 547 自分の座標を知るのです。

今日は、私の「このツイート」から。

左利きの話を振り出しにして、発達障害者と社会との関係の持ち方について、私なりの考えをお話ししてきました。
その関係性の糸を手繰ると、最終的には「己を知る」というボスキャラに出くわすのだと思うのです。

ボスキャラは必ずしも一体ではなく、状況に応じて複数のキャラがいるのが普通です…ゲームとかをしていても、それぞれのステージの最後に色々なボスキャラが待ち構えているワケです。
あくまでも私の話は「発達障害者の私と社会」というステージでのハナシですから、ここでいうボスキャラは「このステージ」でのことに限定されるのですけどね。

ここまでの話はを振り返れば、全て私が「発達障害(マイノリティ)だと気が付いてから」感じた「社会との距離感」のハナシだったワケです。

例えば、地球と月は「天文学」という学問で正確に位置関係を測定されているワケです。
では、定型の社会は「地球」、ASDの私が「月」だとした時、地球と月の位置関係は正確に測定されていますか?…ということです。

障害の受容とは、ある意味で「私は月である」と認識することだと、私は思っています。
その上で、お互いの自転公転と万有引力の関係で着かず離れずの共存関係が成立する…ではないか、と。
地球から見た月が正確に測定されているのと同じように、月から見た地球も正確に測定できるハズ…。
その為に必要なことは、「私が月である」という受容をする勇気だと思うのです。

まず、止まって落ち着くニュートラルの位置を確認すること。
全ては自分の立ち位置が分かってからのハナシなのだと、私は思うのです。

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