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春遠く、つぼみに綿帽子。
春分の日を過ぎたというのに、寒の戻り、雪景色の朝。
大きくなり始めた桜のつぼみに、綿帽子。
今年の開花は「平年並み」。
でも、ここ数年は早かった年が多かったから、少し遅く感じる。
春は目の前、もう少し、あと少し。
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今年もじっと、春を待つ。
元日の地震で諦めた初詣、立春を過ぎてようやく。
越後一宮「彌彦神社」の末社である「住吉神社」には、樹齢1,000年と言われる「蛸けやき」がある。
寒空の中、春待つ姿。
春は、必ず来る。
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Look up at... #27 空をパスする道。
新潟から京都までを繋ぐ日本海側の大動脈、「北国街道」の流れを汲む一般国道8号線、柏崎市の谷根川に掛かる「米山大橋」を下から望む。
高さ50mの橋の袂には谷根川が流れ、青海川という集落がある。
訪れた11月中旬からは鮭の遡上の季節、国道の赤い橋の下で、命を繋ぐ営みを見ることができる。
天上を通過する国道と対照的に、旧国鉄の流れを汲む JR信越本線はトンネルを潜って谷底の集落を通る。
柏崎駅から直
Look up at... #26 薄雲の月夜に思う。
10月も下旬、日の入りもかなり早くなった。
仕事が終わり、外に出ると、既に月夜。
なんとも美しい朧月夜。
今日もいち日、おつかれさま。
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Look up at... #25 冬を運ぶ使者。
暑かった初秋が過ぎ、ジェットコースターのように一気に気温が上がり始めた10月初め、聞き慣れた鳥の声がする。
見上げれば、白鳥。
まだ明るい夕暮れ時に一番星が輝くような、秋空の白鳥。
「冬支度を」…と告げる、一番星ならぬ、一番鳥。
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Look up at... #24 継続する夏。
毎年、秋が始まる頃に地域の神社でお祭りがある。
稲刈りを始める前のこの季節…というのが今までの認識だったけれど。
異常な暑さとなったこの夏、祭りを待たずに稲刈りが始まる。
秋にならずに夏のまま。
そんなことがあった夏だと、覚えておかないと。
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Look up at... #23 白く、凛々しく。
海水浴客でにぎわう新潟市西蒲区の角田浜西端の岬に灯台。
「日本百低山」のひとつとしても有名(?)な、角田山(標高481.7m)登山ルートの、海抜0mからの登山ができる「灯台コース」の入口に立つ。
海と山が交差する場所に、灯台…と。
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Look up at... #22 山頂に聳える電波塔。
越後国一宮「彌彦神社」は、弥彦山の山麓にあり、後方にそびえる彌彦山そのものが、その御神体。
その山頂には天香山命と妃神熟穂屋姫命の神廟とされる「奥の宮」があるのだが…宮の後ろには数基の放送電波塔が立ち並ぶ。
どうやら60年ほど前から神様も「副業」を始めていたらしい。
今となっては、時代の先駆者と呼ばれるのだろうか。
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Look up at… #21 桜の花より濃い色を。
「桜を見上げる季節が来たことに思う」という気持ちは、
齢を重ねるごとに、
桜の薄紅色を超えて濃くなっていくように思う。
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Look up at... #20 総天然色のモノトーン
立春も過ぎたというのに、大雪の朝。
いつもはグレーの高圧線鉄塔が、雪を被って白くなっている。
カラー写真だというのに、モノトーンという不思議。
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Look up at... #19 澄んだ青空に映える。
私の住む地域は白鳥の飛来地で、冬場ならこのような華麗な編隊飛行を簡単に見ることができるのです。
白鳥と言えば『瓢湖』が有名ですが、いちばん街中に近い鳥屋野潟にも多くの白鳥がいるのです。
見慣れていても、また見たいと思う優雅さ。
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Look up at... #18 木漏れ日のブナ林。
コロナ禍…という言葉が言われ始めて、かなり経つ。
なかなか人と会う機会が訪れず、結果として自然と足は郊外に向かう。
春先に訪れたこの場所を、再び訪れる。
柔らかな新緑を纏う季節と違い、強い緑に変わった葉が日差しを和らげる。
直、紅葉の季節が来るね。
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Look up at... #17 青空に映えるレトロ。
弥彦山は、越後平野と日本海を一望できる県内有数の展望スポット。
東京スカイツリーと同じ634mの山頂に上る登山道の他に、山頂駐車場から傾斜50°のクライミングカーがある。
戦隊ヒーローものの仮面よろしく、急な崖をゆっくり登るクライミングカー。
「あぁ、鉄仮面」なんて思ったりして。
どこかゆったりした、昭和の雰囲気。
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